はりの力

先日、自分に突然起こった出来事がある。

仕事を終えて電車で帰宅。ごはんを食べる終えるとすぐに襲ったひどい腹痛。これまでに類をみない脂汗とともに繰り返される腹痛の波。

全く自分の胃腸が動いていないことに気がつく。痛い!いたい!いたあい!!!!最初はのたうちまわっていたものの、鍼‼︎鍼!とにかく鍼!!!!

もう必死で、上巨虚と左天枢にうつ!

瞬時にグルグルグル〜といい音が。助かった!本当に助かった!あのまま通らなかったらどうなっていたかと思うとゾッとする。

こうなった原因は自分が一番よく知っている。①ショッピングモールで猛烈に冷えたのに帰ってきて湯船に浸からなかったこと。②不規則な食習慣とその日の食べすぎ。③その日の衝撃的なストレス

冷えて(寒邪)による凝滞性に食滞、さらにはストレスによる気滞。滞ることばかり。東洋医学を知っているのに自分があまりにも情けなくそしてかわいそうになってしまった。

特に、ここ数ヶ月に及ぶ前代未聞のストレスは大きく影響を受けた。これからは自分を大切に守ってあげようと心底思った出来事だった。

翌日は絶食をした。その次の日はおかゆとおうどん。

そしてまた次の日に、アンパン。夜にやっと7分目くらいの通常食へ。段階を踏み自分の体を確認していく。もちろん、鍼灸も施す。冷房の中に行く時は数日は腹巻。もう自分を痛めないように。

苦しい経験だったけど、不養生の記録も戒めの為に綴っておこう。

そして、やっぱり鍼灸は効く!



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