【VR】3点~11点までトラッキング数別に動き方がどう変わるか?
まえがき
こんにちは!エスペル(espel)と申します!
youtubeやTwitchでBEATSABERの配信をしたりゲームの実況動画を配信したりしています!
今回は私が普段プレイしているBEATSABERを通じてトラッキング数別にどういう特徴があるか、どういう風に動きの見え方が変わるかを解説します。
ちなみに私はこんな感じで飛び跳ねて動き回りながら全力で音楽にノッてプレイしています。
(↓のは10点トラッキングです。)
前に↓の3~10点トラッキングの違いについての動画を作成しましたが今回11点トラッキングになったので違いについて改めて本記事にまとめました。
ちなみにトラッキングはすべてVIVEトラッカーを使用しています。
使用機材は↓にまとめているので良かったらチェックしてみてください。
トラッカーの固定器具とかも紹介しています。
3点トラッキング(頭+両手)
3点トラッキングは頭と両手で体を動かします。
新しく機材を購入する必要がないのですぐに始められます。
下半身はトラッキング出来ないので頭の動きに合わせて使用するソフトが計算をして動かしています。
頭を上下させると膝が折り曲げすることができ、左右に動かすことによってステップを踏むことが可能です。
ただし横に動くときにはふわふわした動きになるので注意です。
3点トラッキングで体を動かすプレイスタイルのかたは撮影される場合には正面から撮影は行わないほうが良いです。
よほどうまく撮らない限りとても不気味です。
でも3点トラッキングでも上手く(誤魔化して)プレイすればこんな感じのプレイも可能です。
6点トラッキング(3点+両足+腰)
6点トラッキングとは3点トラッキングに更に腰と両足を追加して全身を動かせる状態です。
歩く、しゃがむ、ジャンプ、上半身だけ後ろを振り向くなどの人間らしい動きが出来るようになります。
本記事冒頭のプレイ動画のように全身が動きます。
3点から6点トラッキングへの変更が一番動きの変化に効果があります。
これ以降のトラッキングの増設はこれほどまでに顕著に動きに反映はされません。
一箇所トラッキングを増やす毎に13,000円近く掛かる(VIVE トラッカーの場合)のでコスパ的にも一番良いです。
全身を動かせることから6点トラッキング以上をフルトラッキングと言います。
動きながら音ゲーをプレイしたりする人は6点である人が多い印象です。
デメリットとしては関節部分のトラッキングがないため、腕や膝が意図せず伸びてしまう場合があります。(詳しくは10点トラッキングで説明します)
10点トラッキング(6点+両肘+両膝)
6点トラッキングに更に両肘と両膝の関節部分もトラッキングすると10点トラッキングになります。
関節の折り曲げがより現実の動きに近づきます。
足を動かさずに膝だけ動かすというようなこともできるようになります。
10点になる前に8点トラッキングする場合は「両肘」か「両膝」かどちらに足しますが「両膝」が良いです。
↓の画像を見れば分かるのですが膝のほうが関節の可動域が大きいのと肘の方は動きの演算がしやすいので効果がわかりにくいというのがあります。
デメリットについては関節にトラッカーを固定するので体がかなり動かしにくくなります。特に膝はしゃがみの動作がかなりしづらくなります。
11点トラッキング(10点+胸)
更に胸トラッキングを追加すると11点トラッキングです。
これ以上トラッキング数を増やすと業務用になるのでしょうか?
胸に追加することにより上半身と下半身の動きが分離するので足は正面を向けたまま(下半身を固定したまま)振り向いたり横を向く動作をする時の動きが自然になります。
具体的には↓の画像の感じです。私はプレイが終わると後ろを向いてカメラに向かって手を振るのですが胸の位置がかなり違いますね。
上半身は腰よりも角度を大きく回せるからですね。
プレイ中の動きにも差は出てきますがプレイを見て頂いている方々がトラッキング数を増やしたことに気づくかはわかりにくいとは思います。
ただ自分のプレイを見ているのは誰よりも自分だと思いますが私自身はプレイを見返した時に11点トラッキングにしているかは多分わかります。
デメリットの所に記載した「胸部圧迫は体調を崩しやすい」が何を指しているかイマイチぴんとこないかと思いますが、こちらはトラッカーを固定するのに↓のような装備を使用します。
これをガチガチに固定しないと胸があらぬ方向に色々とよろしくない感じになります。
なのでガチガチに固定するのですが私は1時間位すると立つのもきつくなってくるくらいに体調が悪くなってきます。
外して30分もすると体調がだんだん戻るのでこちらの固定具の影響だと思います。
まだ胸トラッキングについてはまだ導入から日が浅いためいずれデメリットも解決できるかもしれません。
あとがき
最後までご覧いただきありがとうございました!
今回は以前作成した動画より11点トラッキングになったりとプレイ経験を遥かに積んだので考えていることなども少し変化しているので改めて記事にしたいと思い本稿を作成しました。
いずれは動画の方もまた別に作って完全版みたいにしたいです。