M-1敗者復活は人気投票でいい

3回戦の動画がアップされ、いよいよ本線が近づいてきた中で改めて、お笑いニワカとして、毎年議論になる敗者復活について考えてみた。

そもそも、敗者復活戦は何のためにやるのか?
その意義を考える。

①エンタメ的要素
毎年M-1決勝当日は、昼間から敗者復活戦が放送され、SNSなどで盛り上がりを見せている。
ラランドなんかは敗者復活を機にブレイクしたと思うし、今や敗者復活自体が一大コンテンツである。
決勝が始まってからも、誰が復活するのかが注目の一つとなっている。

②ファンの意見を取り入れる機能
M-1は予選から決勝まで、プロの審査によって勝ち抜きが決まっていく。
その中で唯一私たちが勝敗に関与できるのが敗者復活戦である。
プロとは別方向からの審査を行う場として、敗者復活は機能している。
ストレートにファイナリストを決めず、あえて一度落とす以上は、それまでとは違った視点で審査する必要がある。
そうでなければ二度手間だ。

以上のような意義があると考えた時、お笑いに寄りすぎていない審査が目的なのだから、敗者復活が人気投票になるのは当然である。むしろそれがあるべき姿なのだ。

そう思っていれば、人気者が勝ち抜いていく姿を笑顔で見守れるだろう。

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