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目の前に意識を向ける■□下田コラム□■vol.65

組織文化設計の学校

どうも僕は目の前のことを見るのが得意ではないみたいです。

昔から、先のこと、大きなことを考えるのは得意なのですが、半径5メートル以内のことにあまり目がいかないのです。

それは、長所でもあり短所でもあると思います。

大きくものごとを描くことができますので、豊かな発想を持つことができ、人を引きつけることもできます。

一方で先にある大きな姿と目の前の現実とのつながりが自分の中で希薄になってしまいます。目の前の連続が将来の大きなことにつながるという意識がどうしても薄くなってしまうのです。

自分の心の中で分断されているような感じなのです。

意識の分断が起きていることは自分でも自覚しているのです。
しかし、どうしていいのかわからない。それが実際のところでした。

これは、将来のこと、大きなことから入って、ビジョンやミッションを考えようとすればするほど陥ります。

最近、そのアプローチが異なるのだということに気がついた感じがします。

そのきっかけのひとつは、家族の存在でした。

僕の妻は自分の一番身近にある家族を大切にします。家族と過ごす時間を大切にします。それは、僕との時間もそうですし、彼女の親や兄弟との時間、先祖との時間、そして僕の両親との時間もそうです。

これらが、他のことより優先される時間なのです。

それは、僕にとってはとても新鮮なことでした。

僕の家族も仲が悪いことは決してありません。しかし、僕は家族の時間より、仕事の時間、学びの時間、友人と会う時間が優先でした。

意識がいつも、先へ外へといってしまうのです。

しかし、彼女は、目の前へ、近くへという意識です。

この意識と出会った時、その感覚の中にある「自然さ」を感じるのです。
陽明学でいうところの「良知」を感じるのです。

人間としての本来の感覚、自然感覚を感じるのです。

その感覚に触れた時から、自分の意識の向き方に変化が訪れたように思えます。

最近、ある勉強会に参加しています。

そこでは、「世のため、人のためになることを決意し、宣言し、実行しよう」ということなのですが、「 ”本当に自分の魂が燃えて、心身を注ごう” と思えるものは何なのか?」を自分の心に問うてみました。

考えるのではなく、感じてみました。

その時に思ったことが、大きなことを語るのではなしに、目の前のことを大切にしようということでした。

具体的には、目の前のお客様を大切にする。目の前のお客様の組織が働きがいを感じ、不安を感じない組織にする。

ひとつひとつの目の前のお客様の組織でその結果を出す。それがひとつ、ふたつと変わっていく。結果、点が面になって世の中が変わっていく。そんなベースのために目の前のひとつひとつを大切にしていこうと思ったのです。

そして、そこに向かう時の方が、腹の底から力が出るような感じがします。

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