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まずは決める!■□下田コラム□■vol.24

最近、同業である社会保険労務士になろうとしている方の開業相談に乗ることが重なりました。

その中で話をしたのが、「当たり前の範囲を広げる」ということでした。
当然のことながら、当たり前の範囲は人それぞれです。

それが広ければ広いほどがいいと思うのです。

そのためにはどうすればいいのか?

それは、体験することだと思います。

例えば、僕はフットワークが軽いと言われます。
何か、興味があれば、それを見たり、体験したりするために、現地に行くことに抵抗がありません。

海外でも抵抗がありません。
それ自体は5分で終わってしまうようなものであっても、そのために北海道や九州に行くことに何のためらいもありません。

僕の中ではそれが当たり前になっているからです。

それは、日頃から何か気になったことがあれば、それを確認しに行くということを何度も経験しているからです。
そして、「現地に行ってみて良かった!」
という経験も何回もしているからです。

この経験がない人は、「わざわざ時間やお金を使うのは損なのではないか」と考えてしまいます。
それは、実際に経験していないで、頭で考えているだけだからです。

それではいつまでも、頭の中の小さな「当たり前」から抜け出すことができません。

では、どうすればいいのか?
「自分は当たり前の可能性を広げるために実際に行動する」と決めるしかありません。

自分の意思をそう固めるしかないのです。

「なんだ、そんなことか!」と笑う人もいるかもしれません。
しかし、この決めるということを軽視していはいけません。

全てがここからスタートするのです。

有名なエピソードがあります。
京セラの創業者で「平成の経営の神様」と言われている稲盛和夫さんが、まだ若かった時の話です。
「昭和の経営の神様」、パナソニック創業者の松下幸之助さんの話を聞く機会があったそうです。
そこには、多くの経営者が集まっていました。

松下幸之助さんは、ダム式経営という経営哲学の話をしました。その後、ある人が、「ダム式経営の大切さはわかった。それはどうやったらできるのか?」と質問しました。

松下幸之助さんは、「それは、ダム式経営をしようと思うことですな」と答えました。

そこにいた多くの経営者は、失笑したそうです。
「答えになっていない」と。

しかし、稲盛さんは違いました。
その回答に稲妻が走ったそうです。
「そうか、まずは思うこと。決めることが大切なのだ!」と。

意思の力が大切なのだと理解したのです。

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それから、稲盛さんは、まずは意を決することを実行していき、そして、京セラという世界企業を作り上げました。

「そうしよう!」と決めて、そこに意を向ける。

ここから全てがスタートしていきます。

もちろん、決めたことを実行していく過程では、できたこと、できなかったことがあります。

そこの原因の追及は、日々やる必要があります。
それは、日誌を使って振り返っていくといいでしょう。

それについては、また今度お話ししたいと思います。

まずは、「そう決める!」
小さなことですが、大事な習慣としていきたいですね。

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