場に任せてみる■□下田コラム□■vol.36
4月15日から17日まで、富士山の麓 御殿場で、経営者向け合宿「焚き火リトリート」を開催しました。
参加者の皆さんと2泊3日、焚き火を囲み、語り、体験し、自分を見つめ直す時間です。
自分の性格タイプを知るワークから、たけのこ掘り。
参加者と共に役割分担しての夕食作り。
竹水取り。
ちなみに、竹水とは、竹が吸い上げて木の中にため込んだ水のこと。
竹を切ると大量に出てきます。
私たちも一晩で2リットルの水を取り出すことができました。
竹水は、ポリフェノールや乳酸菌がたくさん含まれているといいます。
飲んでみると、少し甘い酸っぱい優しい水でした。
そして、焚き火。
朝の散歩。
そんな日々を過ごしてきました。
この3日間、参加された皆さんが、それぞれの日常を振り返り、大切にしていたことを思い出したり、肩の力を抜くことで、大局的なものの見方に気がついたりしたようです。
その中で、私がちょっと悟ってしまったことありました。
それは、すべてのプログラムを手放して場に任せてみるということです。
当初、私たちは、役割分担をしてそれぞれのパートを持ち、ワークを用意していました。
しかし、参加された皆さんが、当初から皆で意見を出し合い、互いを尊重しながら、ひとつにまとまろうという意識が高かったのです。
そんな人たちが集まっているところでは、場が整っていれば、お互いを刺激しあいながら、他の人の意見に気づきを得たり、誰かから投げられた、ふとした質問で自分の内面に気付いたりできます。
そこで、私たち主催者は、2日目のプログラムを大きく変更し、ワークなどは一切やらず、ただただ対話が活性化されるように場を整えることに気をかけたのです。
場を整えるのは、ハードとソフトがあります。
ハードの部分では、物理的に開かれた場とすること。
今回は、施設内の広い庭を使い、その中で、日中は円形に椅子を並べ、夜は焚き火を囲みながら集まりました。
「外」という開かれた場を使いました。
また、円形になることも大切にしました。
食事も外で焚き火を囲みながら、まだ市販されていない秘密兵器のキャンプグッズを持ち込み食事しました。
ソフト面では、誰かに意見が偏りそうになったら、発言していない人に話をふってみること。
また、話が逸れそうになったら、さりげなく話を戻すこと。
そんなことに注力しました。
そうやって場が崩れないようにしました。
今回は、18歳の高校生から59歳の経営者まで、歳の差41歳の参加者でした。
場が整うとこのバラエティが見事に融合して、互いを刺激し合うのを実感しました。
プラグラムを手放して、場に投げてみるのは、主催者として怖いことです。
しかし、そこに踏み出す勇気が大切なことを学んだ3日間でもありました。
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