J.mascisソロ公演観て来ました

2019/4/16渋谷WWW-XにてJ.mascisソロ公演観て来ました。

J.mascisは大学時代に先輩に教えてもらってすぐに好きになったバンド、Dinosaur Jrのギターボーカルで、バンドが一度解散してから(実際には解散状態になってからソロで作品をだしています。)

10年位前にDinosaur Jrが再結成していますがソロ活動は続けていて、両方で作品を発表しています。まぁこの辺はググればもっと詳しい人が細かく書いていますね。


実は私はDinosaur JrよりもJ.mascisソロのほうが哀愁があって好きだなと常々思っていました。Dinosaur Jrの来日公演は3回くらい行っていて、それで満足していたのですが、まさかソロ公演があるとは。何せ東京を離れるかもしれない身の上(自分の意思でだけど)これは行っておかねばと思い立ち、繁忙期が収束しているか微妙な時期でしたがチケットを購入。断固とした意志で時間休を取得しました。(調整つけたので無理やり休んだわけではない)


会場は鬼門の渋谷、HSPや人ごみが苦手な人にとって渋谷って最悪な街ではないでしょうか。人の多さの割りに道や通路が狭く、人の流れも綺麗じゃない。前を見ないで歩く人や慣れない観光客でカオスの様相を呈していると言っても過言ではありません。あと山手線のホームが狭いのも嫌。

なので、今回は渋谷駅を利用せず、定期券圏内の初台駅から歩いていくことにしました。道にも寄りますが30分前後で、途中歩道が広く、歩行者も少ない道が続いたので負担は軽かったです。

到着した渋谷WWW-X、道路に留まらず中に入るように促されますが、入場待ち客で中はギュウギュウ。ハッキリ言って狭いです。時間ぎりぎりに来るようアナウンスしたほうがいいレベル。一旦出ようかとも思いましたが、後続の客で通路が詰まっていたので大人しくじっとしていました。ちなみにこのとき、外に居たらJ.mascis本人に会えたらしいです。完全に選択を誤りました。

いよいよ入場、昔は前のほうに詰めてましたが、最近はそんな元気もなく後ろに陣取りました。でもステージが高くて後ろからも見やすい会場でした。最初3曲はDinosaur Jrの曲をアコースティックで弾き語り形式でやっているだけであまり面白いと思いませんでしたが、4曲目くらいからファズやルーパーを使い始め、この人のソロライブ独特の空気感になっていきました。時にはシールド抜けたんじゃないの?ってくらい過激なノイズサウンドを発して客席から思わず笑いがこぼれるほど。Dinosaur JrでもおなじみのJust Like Heavenのリフもタッチワウと違うエフェクトで驚かされました。この人の静と動の音楽はソロの方が強調されてると思いますね。メロディーの綺麗さ際立ってると感じます。


さて、東京で暮らしていることのメリットにこういったライブに参加しやすいことが挙げられるのですが、年々ライブを心から楽しめなくなってきました。箱に入った後、どれだけ人が入ってくるか、迷惑な人はそばに来ないか、途中トイレに行きたくならないか、などが気になって動悸が起こります。また、ライブ中に人を押しのけてポジションチェンジするような人を見ると嫌な気分になりますし、終了後の会場にゴミが散乱しているのも残念な気持ちになります。とても同じ空間にいる人が同じ音楽を楽しんでいる仲間と思えないのです。(もちろん一部の悪行が目立っているだけなはずですが)

今は動画サイトでオフィシャルのライブ映像が高クオリティで配信されているので、むしろ広い部屋でちょっと良いオーディオで楽しんだほうがいいのではないかなと思ったりもします。

とはいえ、ライブ参加ができるのは今のうちなので今後も好きなアーティストが来日したら積極的に参加したいと思います!

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