とにかく存在感が強いギター

僕が所有するギターを紹介していきます。

noteは使い始めで、今回の投稿は細々と書きますので長文になります。ご容赦を。

まずはこれ 

Gibson Les Paul 1954 Reissue
去年購入したばかりの1954年のレスポールモデルのリイシューです。

多くの人に「この形のギターがレスポールという名前」、として認識されています。

例えばフェンダー社のテレキャスター、ストラトキャスターというギターも「形」と「名称」で広く知られています。
ですが実際はテレキャスターもストラトキャスターもギターの種類ではなくフェンダー社のギターの商標です。
他メーカーの同じ形のギターはあくまで、テレキャスター「タイプ」、ストラトキャスター「タイプ」です。
悪く言えばパクリです。
良く言えば、、
あー、ちょっと思いつきません。

そういう意味では僕はストラトキャスターは持っていますが、テレキャスターは持っていません。
ただ、テレキャスター「タイプ」のギターは多数持っています。

話をレスポールに戻しますと、「レスポール」というのは元々ギブソンのギターのモデル名、ではありません、厳密には。
レスポールというのはジャズギタリストの方の名前です。
僕もめちゃくちゃ尊敬してます。
こんな人です。

https://youtu.be/7iGXP_UBog4


つまりはレスポールとして認識されているギターは「ジャズギタリスト、レスポール氏のシグネイチャー・モデル」なんです。

1952に市販化され、その後色々変換を経て60年代半ばまで流通されます。
(この辺の話しはまた後日にでも)

その年代のギターが所謂ヴィンテージ・ギターとして現在では高額、いや、超高額で取引されています。

中でも59年の個体なんて現天皇が即位の際に乗ったセンチュリーくらいの価格です。
ドンケツのロケマサが乗ってるセンチュリーはもっと安いです。
貰いもんですし。ヤクザですし。
センチュリーは乗っても大丈夫ですが、ギブソンのギターは乗るとネックが折れますし進みません。あとお尻も痛いし冷たいです。
お尻を痛めて冷やすと身体にも良くないです。
お尻の穴は脳に直結しているからトイレに目標や座右の銘を書いておくと良い、みたいな話がありますが本当なんですかね?
お尻の穴の話でどこまで書けるかと今試みていますが、特殊性癖者としてのレッテル貼りをされそうなのでこの辺りで辞めておきます。

「お尻の穴」とかけて「小話」と解きます。

どちらも拡げ過ぎは良くないでしょう。

話を戻します。

54年の個体は大体新車のスカイラインくらいですかね。
センチュリーとスカイラインの違いを音で想像出来る人は中にはいるかもしれませんが、ほとんどの人は無理です。
もしそんな人がいても僕ですら友達になれるか怪しいです。
「わかるぅ〜」って言いながら『キモチワリ、帰ろ』って思います。

僕のギターは1954年のリイシューで、特徴としては真鍮粉を練り込んだゴールドの塗装とP90ピックアップ、そしてなんと言っても一つのパーツで完結するラップアラウンド・ブリッジです。


このピックアップ(マイク)とブリッジの組み合わせでしか出せない音に心がとろけてしまい所有することになりました。
まさにジャズを演奏するために生まれたギターです。

ですがどんなジャンルでもこのギターはその存在感が埋もれません。
埋もれませんというか、存在感強すぎです。
伝わりにくい表現ですが、「音が強い」という印象においてこれ以上のギターはなかったので手にしました。
先日、神の手と言っても過言ではない田中館さんの手によってメンテを受けたこのギターの音の強さは悪魔じみてます。
歌モノの音楽には使う気になれません。笑
ギターインストでブルース弾かせて下さいお願いします、ってなります。

こんな感じで、ギターに対しての愛情や敬いがあるからこそ「弾けない」というケースも出てきます。
僕らにとってギターは「道具」と言ってしまうにはあまりにも魂の通っているモノなんですね。
ギターにも周りのミュージシャンにも成長させてもらってます。

ただ、下ネタに頼ってしまう辺り人間としての成長の乏しさにはソフトな絶望感を覚えました。

次回はソリッドギターとしてレスポールとは対極のような位置にあるストラトキャスターについて書きます。
こちらは僕が所有する最も古いギターです。

その他にも多ジャンルで有益な情報を発信していければと思ってます。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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