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4月生まれが最強である理由

今回は、4月生まれについて語っていく!私自身も実は4月生まれだ!それも先頭クラスの4月7日生まれで、他人からはよく「誕生日早すぎだろ!」といわれる立ち位置だ。そんな私だが、今のところ20年間の人生で、得しかないと思えるくらい自分の生まれた日には感謝している。今回は、その理由を明かしていこう。

①単純に人生の経験日数が多い
当たり前だがここからだ。年をとるのが早いという捉え方もあるが、歳をとるのは言い換えれば、経験日数が増えていくということだ。もちろん、同級生で最も年寄りになるわけだが、特段大差は無い。大差を感じるタイミングはおそらく19と20、29と30、49と50と言ったように代が変わるタイミングだが、人間は、実際の年齢よりも、自らの体感年齢や、他者から見た主観年齢を気にする傾向にあるため、実年齢は行動次第ではあまり気にならなくなるはずだ。実際に、老顔で10代半ばから老け始めた人が、まだ20代なのに歳を感じるのはこのためだと考えられる。この経験差は特に、小学校低学年の頃やステージが変わるタイミングで大きく有利となる。例えば、小学1年生で、小学校入学のタイミングでの産まれてからの年月は、4月2日生まれの人にとって既に84ヶ月となる。これが9月1日生まれの場合、79ヶ月、3月31日生まれでは、72ヶ月しかない。ここで学力差が生まれてしまうのも無理がない。また、小6と中1、中3と高1のような境界線でも強さを発揮する。ここに限らなくても、あらゆる学年でそのように感じるだろう。例えば、私が小学2年生だった12年前の今頃は、おそらく九九を覚え始めた時期だった。同じ頃、たまたま自分よりも1週間だけ早く生まれた人は、小学3年生なので、割り算でもやっていただろう。たった数日の違いで、これほどの難易度差が出るのだから、必然的に有利に違いない。実際に東京大学の合格者には、4月から6月生まれが圧倒的に多いらしい!

日本の年齢区分は圧倒的に4月生まれに有利にできている!
日本で年齢制限がかかることって何だろうか?
例えば、お子様メニューの注文だ。多くの場合、
小学6年生までとなっていることが多い。このような子供向けの年齢区分はたいてい学年で区切られている。同学年での差をなくすためだ。確かに、小学6年生の2人でレストランへ行き、1人は11歳だから食べられ、もう1人は12歳だから食べられないとなったら困ることだろう。しかし、18歳くらいを境に今度は満年齢を基準にすることが多くなる。有名なのは、酒やタバコ、競馬に手を出せるのは20歳の誕生日を迎えてからだ。この時、4月生まれは誰よりも早くこれらが解禁される。一方で、早生まれの大半は、成人式になっても飲酒できず、そこの不公平さを訴える早生まれも多い。実際に、私も小学生以下が対象だったのは、13歳になる1週間前まで。医療費が500円だったのも19歳になる1週間前まで。一方で、その1年後には、もう20歳以上の娯楽を謳歌することができる。つまり、4月生まれはどちらをとっても有利な側にいるのだ。

常に先頭を歩いている感覚
4月生まれは、ハード面だけでなく、心理的な側面でも非常に有利である。というのも、学年の常に先頭にいる感覚なのだ。実際にトップかどうかは置いといて、なんとなく年齢を気にする思春期の時期は、そこで劣等感を覚えることはまずない。そして、少し早く生まれていれば1学年上だったと思えば、自然としっかりしなければといった感覚となる。これも自身の成長につながりやすい。

一方でデメリットは?
もちろん4月生まれは最強だが、デメリットが無い訳では無い。私は、4月生まれのデメリットは大きく3つあると考えている。
1つ目は、歳をとるのが早いことだ。これはほとんどの4月生まれが感じているのではないか。当然、学年の先頭を歩いてきた分、今度は学年の誰よりも早く老いる。ここのデメリットばかりはどうにもならない。
2つ目は、できない時の劣等感が大きくなることだ。先程も述べたが、常に学年の先頭にいるため、そういうものだと思われがちだ。例えば、小学2年生で筆算ができなかった場合、3月生まれは、「俺、少し遅ければ1個下の学年だったから。」と解釈できるのに対し、4月うまれは、「これもできないとか1学年上行ったら終わってたわ😭」と嘆くはめになる。また、親もそのように考えるので、親が厳しかったり、神経質だったりした場合、より劣等感や焦りを強めるだろう。先頭を歩ける人にとっての長所は、先頭を歩けない場合、大きな短所になりうる。
3つ目は、学年を勘違いされやすい事だ。これは主に、小学校高学年~中学生くらいで感じる問題だ。というのも、何度も述べている通り4月生まれは、とにかく全てが学年の先頭だ。つまり、成長が早いことも多く、顔が大人びていることも多い。すると、大人からやたらと学年を間違えられてしまうのだ。特に、小6くらいでバスや電車を子供料金で乗る場合、中3の終わりごろに中学生料金を適用させる時、などにトラブルになりやすい。学生証がない小学生やあまり持ち歩かない中学生は、この時に説明することが一苦労だ。私も、小6の時点で身長が157cmあったため、よく中学生と間違えられたものだった。

まとめ
4月生まれのメリットは明らかに大きい。確かに最後に述べた様な弱点を持つが、それもメリットに比べれば小さい。実際のところ、早く歳をとる以外は、何とかできる面が大きいからだ。特に、最後の学年を勘違いされることは、いくつか説明していれば、納得してもらえることが多い。嘘をつかない限り、どこかで信じてもらえるものだ。
4月生まれの強みはなんと言っても、始めからスタートラインが前にある事だ。つまり、有利な所から局面を進めるので、それにあぐらをかいて怠けない限り、状況を維持しやすい。100万円を稼ぐのに、始めの資金が既に20万円ある人と、5000円しかない人では、明らかに始めるにあたってのモチベーションが違うはずだ。4月生まれの人達には、是非、この有利なポジションを活かしてほしいと考える。

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