偉そうなポーズをしてみたら・・・

やるべきことだと分かっていても、行動に移せないのは、環境のせいばかりとはいえない。

行動してもどうせ無駄に終わるという自信欠乏。
また失敗したらどうしようという不安。

そうならないために、行動力のある自分になる方法がある。

それは、パワーポージング。

つまり、偉そうな行動をしてみること。

行儀が悪くイメージも悪いので、自宅で誰も見ていない時に試してみるといい。

まず、テーブルを前にして浅く腰掛ける。

そのまま椅子の背もたれにもたれかかり、両足を伸ばしたまま、テーブルに乗せ、足首のあたりで足を組む。

そして、両手をお腹に乗せて、軽く組む。

頭の後ろで両手を組むのでもいいだろう。

いかがだろうか。

まるでマフィアの上役か、ブラック企業の社長かといったポーズになったのでないだろうか。

これがパワーポージングである。

その中でも、この体を大きく開いて自分の大きさと力を誇示するポーズを、ハイパワーポーズと呼ぶ。

対して、両膝を抱え込んで座るポーズをローパワーポーズという。

どちらかのポーズを2分間続けてもらい、ギャンブルに挑戦させるという実験をすると、ハイパワーポーズを取った人の86%が賭けに出たのに対し、ローパワーポーズを取った人は、その割合は60%に終わった。

また支配性を司るテストステロンはハイパワーポーズでは20%増えたのに対し、ローパワーポーズでは10%減少した。

つまり、ハイパワーポーズを2分間とることで、自信に満ち溢れ、ストレスを感じなくなり、積極性が増して、リスクのある行動も怖気づくことなく実践できるようになる。

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