ロシアの小説家・ツルゲーネフの話

ロシアの小説家でツルゲーネフという方がいました。

ツルゲーネフが散歩していたら、ホームレスの方に出会いました。

その時「何か恵んで下さい」と言われて、ツルゲーネフも何かあげたいと思ったのですがその時は朝の散歩だったので財布を持っていませんでした。

そこで「今は何もあげられないけど頑張ってください」とギュッと握手をしました。

そしたら、ホームレスの方は感動して泣き出してしまいました。

握手がサプライズとなったわけです。

サプライズは仕事でも大事なことです。

例えば、お客様が満足する瞬間はどんな時か分かりますか？

お客様が一番喜ぶのは、期待以上だった時。

「だいたいこれくらいのことをしてくれる」と無意識のうちに予想しています。

そこでその予想を超えてみます。

いい意味で裏切ります。

そうしたら、お客様は喜んでまた来てくれます。

トラブルがあった時に店員の対応が思った以上に親切だったりすると、お店に愛着を感じることはあります。

そのような期待されていることを、ほんの少しでも超える結果を出してみるといいのではないでしょうか。