【EDH・統率者】クリーチャー1体から何度もタフネス分のライフを搾り取ろう【MTG】
《包囲の塔、ドラン》を統率者に据えたデッキを弄っていて、タフネスを生かせるギミックとして、タフネスを参照したライフ・ゲインをするカードを何枚か揃え、ふと思った。
――これ結構ライフを得るタイミングが違うな?
それらのタイミングを並べてみると、1体のクリーチャーのタフネスから結構な量のライフが搾り取れる事実が浮かび上がってきた。
そこで今回はそのタイミングと、そのタイミングでライフを得ることができるカードを紹介していく。
戦場に出たとき
・《天使の合唱》など
![](https://assets.st-note.com/img/1714229156943-mnRLmDemgr.png)
最も一般的というイメージがあるタイミング。
実際、《魂の管理人》を始めとして、クリーチャーが戦場に出ることで1点のライフを得るカードが数多くある。
しかしタフネス分のライフを得るカードは少なく、片手で数えられるほどしかないので今回の事例においては希少な部類。
戦場にいる間
・《太陽の義士、ファートリ》など
![](https://assets.st-note.com/img/1714229180346-AtkgeAkWlB.png)
自分がコントロールしているクリーチャーのタフネスの最大値に等しい点数のライフを得るもの。回数が決まっていたりETBだったりとライフを得られる機会が非常に限られているのが難点。
ちなみに戦場に出ているクリーチャーを参照する場合、パワーでもタフネスでもP/Tの数値を参照するライフ・ゲインは「戦場に出たとき」よりも少ない。
生け贄に捧げたとき
・《Diamond Valley》など
![](https://assets.st-note.com/img/1714229214489-bhwhyl6zC1.png)
古来よりあるライフ・ゲインの形。生け贄に捧げたクリーチャーの肉を食べているというフレーバーなのか、生け贄にしてライフゲインをする場合はタフネスを参照することが多い。
タフネスを参照するカードの中で最も種類が多く、タフネスで検索するとよく引っかかる。
死亡したとき
・《適切な埋葬》
![](https://assets.st-note.com/img/1714229263586-WDSQgFNeCZ.png)
生け贄に捧げたときではなく死亡したときというありそうでないタイミング。
生け贄に捧げたときと被るからか、《適切な埋葬》以外のカードがない。
と、以上の4つのタイミングでタフネスを参照してライフを得ることができる。
これはつまり、やろうと思えばタフネスの4倍のライフが得られるということだ。
これらすべてのタイミングを網羅できるのなら、例えば、《薄暮薔薇の棘、ヴィト》のような対戦相手1人を対象とするタイプのライフ・ゲインシナジーカードでも対戦相手全員に対して同量のライフ・ロスを強いることができる。
![](https://assets.st-note.com/img/1714229054589-JaEfZGgIsk.png)
あるいは大量にライフ・ゲインするならば、《霊気貯蔵器》のような50点ビームを連発することもできるだろう。
![](https://assets.st-note.com/img/1714229341675-v8gEVWgOZY.png)
または、《セラのアバター》のような「自分のライフがP/T」になるタイプのカードであれば、生け贄に捧げるまでに2回ライフを得るタイミングがあるのでP/Tを4倍にした上で更に2回ライフを得ることができる。
![](https://assets.st-note.com/img/1714229970924-5ffWZR2vG7.png)
ライフを得ることしかしない行動は基本的に弱いのがMTGの常だが、4回のタイミングすべてを生かしたなら、その回復量は対戦相手1人の総攻撃分くらいにはなるだろう。
大量にライフがあることで気兼ねなく殴りに行けるし、ライフをコストとして支払うことも怖くない。
統率者の場合は、統率者ダメージがあるため確実に安全とは言えないが、逆に言うと統率者ダメージにだけ気をつけていれば良いのだ。
これらのタフネスを参照してライフを得るカードは基本的に白を含んでいるので、もし白いデッキで大量にライフを得たいとき、何かの参考になれば幸いである。
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