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「人間が正義を行いをするのは、人の目があるからだ。透明になった者は、必ず悪事を働くだろう」byプラトン。 メタマテリアル等の光学迷彩の応用で、生体リモートセンシング等を防げるようになる?かもね!

レーダーによる、サーベイランス、生体リモートセンシングの運用者が、標的個人のプライベートを、透過性のある電磁波で勝手に覗けるのは、人の目が無いからですよね?

遠隔から、可視性の無い電波で覗いているので発覚しない…つまり、透明マントを着ているのと同じ状態だから、のうのうと覗いていられるのです。

「人間が正義を行いをするのは、人の目があるからだ。透明になった者は、必ず悪事を働くだろう」とは、プラトンの言だそうです。

まさに、現代の監視社会を言い当てている名言ですね。

そして、まさに?それら探索から姿を隠す側の技術、つまり、敵索に対して透明に見せる為の技術である光学迷彩は、逆に、こうした覗き行為から身を隠す為に、将来役立つ技術なのかも?知れません。

光学迷彩には「メタマテリアル」など数種類の方法があり、いずれも、光学的な反射を操作して、相手が認識出来ない様にする技術です。

光学的には、メタマテリアルで透明になる事は、光では波長か短すぎて実用化が難しかったのですが、近年成功しつつあります。光に比べれば波長が長いマイクロ波などの電波は、比較的実用化のハードルは低い様です。

以下は解説動画です。

照射や自然光からの光の反射や屈折を人為的に操作し、目視や探索をくらます技術は、色々と開発されて来ているのですね。

電磁波とは、光や電波、赤外線、紫外線、ガンマ線、X線などの総称です。

人間にものが見えているのは、太陽などの自然界の光や人工的な光が物体に当たって反射したものを目で捉えているからですね。(その際、反射した物体が吸収•透過せずに反射した波長を色として感じとっています。)

電波は(低周波である程)可視光と違い透過率が高い為、金属などで反射されなければ、透過してその先に届く事が出来ます。そして透過先の物体の情報を、反射波で伝えてしまいます。

標的個人に対する、生体リモートセンシング、サーベイランスもまた、電波を照射し、人体での反射を、レーダーやアンテナでキャッチする事で、生体信号を得たり、立体カラー画像作成を(勝手に)したりしています。

画像は、今やAIの光線追跡計算などで偽造出来てしまう時代ですが(もちろん、それは非常に困った事ですが)、生体信号をセンシングされる事は、より深刻な被害ですね。

これに対する、標的個人側の対抗策として、従来のアルミ箔での遮蔽やデコイ、ジャマーによるジャミングなどなど…照射を遮蔽•妨害する方式では、透過率が高く、回折が大きい電波に対しては、殆ど効果が望めませんでした。

となると、あとは反射時にどうするか?ですが、反射波にノイズを混ぜるよりは、反射時の屈折や回折を操作する方式の方が、犯罪阻止の実現には近い技術なのかも?知れませんね。それは、光学的な光学迷彩と同じ技術になります。

これら、反射波の回折や屈折を操作する技術である、メタマテリアル技術等の、レーダーの敵索から隠蔽される為の技術により、将来的には、テクノロジー犯罪に対しても効果の有る防御策が見つかるかも?知れませんね!

透明マントのデバガメから、透明マントで身を隠す、といった呈になるのですけどねw

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