残業を減らす努力をして、よく思われないのはおかしい。

残業を減らすためには何が必要なのだろうか。残業を減らすことだと思う。

何言ってんだと言う感じだか、実体験からそう思う。

現場にいた頃、80時間まで残業が許された?ので、みんな79.95時間してた。

逆に言えば、79.95時間で帰ることが出来ていたのだ。じゃあなぜ出来ていたのかというと、最初に時間の制限があったからだ。


都合よくこの事例を捉える。残業時間0時間と決められれば、全員残業0を達成できるのである。そんなの無理に決まってると言われるだろうが、これは極端な例で、実際には今日は絶対18時には帰ると決意して、何があろうと実行することが重要だ。いまだに周りが帰ってないからと、だらだら残業を続けている人がいる。無駄な忖度や、何の価値も生まない同調圧力・仲間意識。それらが、建設業の働き方改革に大きなブレーキをかけている。

 人はどうにもならない状況に陥るとはじめて、頭を使うようになる。

 そう、業務時間の制限は今までとは違う進化を生むための大きなきっかけとなるのだ。今までは自分でだらだらとしょうがないからやっていた業務に関しても、どうにかしないと絶対に間に合わないという状況に自ら追い込む。そして、これは力尽くでやっても、どうにもならんな。と気づく。そしたらじゃあどうしようと頭を使うようになる。あの外注先に頼んでみよかな、あの人のあのスキルを借りることができたら、もっと良い方法が思いつきそうだなとか。

 そして、それを実行に移す。最初は上手くいかないと思う。やり残した仕事と、自分で決めた時間との間で葛藤が生まれる。そこで負けてはいけない。素直に自分の実力を認めて、歯を食いしばって帰るのだ笑

 そこで残業してはいけない。なぜなら残業することでどうにかなってしまうから。それではいつまでも残業することで解決してしまうからだ。

 働き方を変えて自分の思い描く未来を手に入れるためには、待ってるだけではいけない。自由とは勝ち取る物だ、誰かに与えられる物じゃない。今こそ立ちあがろう!


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