女性らしさへの葛藤
何でもない日に女らしい格好をする。
そんなこともこれまで許せへんかったんやなって思う。
近所のその辺にちょっと行くだけやのに、
「そんな格好してどうすんの?」
「えっどうしたんってまわりに引かれるだけちゃう?」
という人の目を気にするものから、
もっと前なら
「あんた、こんなん着ていいキャラちゃうで!」
「急に女らしくするとか恥ずかしー」
という自分から自分へのつっこみ、
「こんな何でもない日にこれ着たら、ほんまにお出かけする時に着るもんなくなるわ」
というどうにでもなるのに、自分で勝手に制限をかけてみたりして、
とにかく女性らしい格好というのを排除してきてた。
でもこないだ ゆっ きー さんという方のセッションを受けさせてもらった時に、
お子さんのお迎えの時間とかめちゃくちゃ一瞬でも、
人の目が気になるかもって思っても、
自分が好きな服、靴を選んで自分で自分を大切に美しく扱うってお話聞いて、ものすごい励みになってんな。
自分の気持ちをほんまに、ほーんまに一個一個聞いて、もうそれは、それは大事に扱うっていうことの大切さを改めて思い出させてもらった!
わたしたちはほんま、やりたいことをやらないための言い訳を思いつく天才で、ほっといたらどんどん上手くなってしまう。
でもほんま、えいやーって「着たい!今日はそういう気分やもん!」ってそれを聞いてあげるだけ。
それでこのワンピースを着てみたのだ。
プラスいつもより大きいピアスして、口紅もちゃんと塗って、それだけでやっぱりウキウキするし、
一緒に出かけた人は「おー、今日はエレガントやなあ」って言って目尻を下げて喜んでくれるし、
そう言ってもらえたらこっちもめっちゃうれしいからテンションが上がる。
なんか結局そういうことが自信につながって、
自分の言葉をいつもより力強く言えたり、
相手の目を見ている時間が長くなったり、
優しくなれたり、
そしたら一緒にいる時間の温度がちょっと上がる気がして、みんなハッピーでいいことしかない!
そんな1日1日の積み重ねが自分の中の女の子に
「大丈夫、世界は自分が思ってる以上にやさしいから」
「誰もひどいこと言わへんで」
「逆に褒めてもらえて、ちょっと自信なんかついちゃうから」
って声をかけて
「よしよし、出てきてもいいよー」
って言ってあげられる。
そうやって何でもない日をいいなって思える自分で埋めていくのだ^^
そしていくつになっても、
どんなシーンでも、
女らしさに恐怖感とアレルギーを持っている女性を解放するお手伝いをやっぱりしたいなと思ったのでした。
いただいたサポートは今後作りたいと思っているメキシコでのレンタルショップを作る費用にさせていただきます。