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それは生成AIなのか検索なのか、はたまた違うAIなのか

先日自分の仕事での会話で、こういうのがありました。
「今回話題に上がっているツールたちをchatGPTに比較してもらったんですがね、、、」

自分の認識では、生成AIはある断面での情報をモデルに取り込んでいるので、断面としては必ずしも最新ではないわけです。
先の会話の例で言うと、情報の断面がわからないのでなんとも言えないところはありますが、逆にいつの断面を元にしたのかわからない情報で比較してもダメなのでは?と思うわけです。
あ。発言された方を批判しているわけではありません、、、

比較する能力(というよりは比較しているように見せる、のだと思いますが)というのは生成AIの実力ですが、広く世にある情報を検索してくるのは検索エンジンの方が優秀なはずです。
もちろん、検索エンジンだってどこまでの情報を取得できているのか、取得できていたとしても信頼度などの観点から、鮮度高い情報を上位表示しているとは限りません。
ただ、背景にあるロジックを前提として知っているかで、どこまでを信頼足る情報と捉えるかは変わってくると思います。

また、AIという括りでいうと、生成AIもあれば、AlexaやSiriもAIといえばAIですね。
ただこの辺は先日Appleが発表したAppleInteligenceに代表されるように、ユーザの作業アシスタント(各種機能に対して、ユーザの代わりに処理を投げてくれる人、処理代行者)という能力に特化しているように思います。

そう考えると、我々は日々似て非なる機能を使い分けないといけないで、非常に面倒だったり思います。
ただ一方で、チームメンバーの能力・個性を踏まえて、業務を振り分けるのと同じように、各種サービスの個性を踏まえて、うまく使いこなすのが次世代のスキルなのかもしれません。

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