苦手なものは迷わない工夫をする
今年の冬のファッション。
スナイデルと書いているのだけど、Spick&spanの間違いだった。
わたしはファッションが苦手なので、迷わない工夫をしている
ファッションを仕事にしている友だちの愛さんに買い物同行を依頼。
何が似合うかよく分かっていないし、自分で選ぶと似たような服ばっかり選ぶから。
やることは、愛さんに手持ちの服と靴とアウターを写メでまず送る。
わたしが持っていたのは、UN3RD(アンスリード)のアシメのカットソーと折り紙プリーツのズボンとスカート。
ケニマリア(着物をスカートにしているブランド)の着物巻きスカート2つ。
スニーカー4足(白・黒・茶色・オレンジ)、トラッドシューズ(黒)、ショートブーツ(黒)
mont-bellのダウン2着(ドラえもんブルーとライトグリーン)
ボーイフレンドデニム(デブったせいか股がやぶけていたので、新調した)
基本がこのくらい。(もう少しあるけど)
ファッションは足元から
素人のわたしは、とりあえず手持ちの服を着る。
で、いざ出掛ける時に困ることがある。
「服と靴が合わねぇ」
これ、愛さんに聞いたら「ファッションの人は当たり前のように足元から決める」らしい。
靴から決めると、ファッションがおかしくならないのだ。
ばっちりグレースコンチネンタルのワンピで決めてるのに、足元が淡い色のぺったんシューズで、「あぁ、結婚式なのね、で、式場でヒールに履き替えるのね」といった感じならまだしも、「いやお前、そのグレースコンチネンタルのワンピで、なんで足元が「いかにも仕事で使ってます」の黒のヒールやねん!」といったくらいおかしくなるのだ。
だから、「今日はたくさん歩くからスニーカーだし、あの色のスニーカー履くからスカートはこの色がいいかな」と決めているらしい、ファッションのプロは。
ちなみに日常生活の9割がスニーカーのわたし。
いざ、銀座で買い物
一応欲しいものは「パーカーとワンピースとジレ」は伝えてお買い物。
愛さんが勧めてくれるものは「似合うのかも♡」と思ってトライ。
「ファッションに応じて髪の毛結ぶ位置も変えたりね」とか言われて、プロの技に唸る。
(買い物に行った時は、一番左のようにロングヘアー。今はアシメのショートヘアー)
イラストには書いていないのだけど、淡いブルーのワンピースも買った。
ワンピにSpick&spanのパーカーを合わせてもいい。
パーカーはデニムと合わせてざっくりでもいい。
あと、adidasでハイカットも買ったのだけど、めちゃくちゃ人気らしい。
形がコロンとして可愛くて、あまり距離を歩かない時に愛用。
鍵編みニットも愛さんが選んでくれて、着てみたら可愛かったので購入。
ただ、毛玉がすごく出るだろうな〜の予想通り出る。
まぁ可愛いからよし。
他、着物にも使える、チャコールブラウンのダウンを購入。
愛さん曰く、「アウターに合うかも大事だしね」とのこと。
ファッションはトータルバランスなのだ。
3ヶ月待ちで買ったPaclaのプリーツスカート
オーダー限定で見つけたプリーツスカート。
プリーツスカート好きなのでたまらん。
ユニクロでトレーナー(アイボリー)を買ってきて、合わせて着てる。
もちろん上記のパーカーでも可愛い。
アイスグレーという色を見た友だちが「難しい色だと思ったけど、(アイボリーのトレーナーと)合うね」と言ってくれて、確かに寒色系(アイスグレー)と暖色系(アイボリー)だな、と思った。
Paclaのプリーツスカートは、なんといっても歩いている時が最高に可愛い。
揺れるのだけど、その揺れ方がいい。
歩いているだけでテンションが上がる服。
数着を着回しているだけ
わたしが心地よいのが「服が少なくある」ことで、その少ない服がすべてお気に入りであればいい。
着物は服の何倍もある。
着物は月に数回しか着ないのに、その倍以上着る服はめちゃ少ない。
服は季節ごとに買い換えるからそれでいい。
それが自分が心地よいのだから。
ド派手に行くぜ
アウターはmont-bellのダウン。
ドラえもんブルーとライトグリーンだから、とにかく目立つ。
正式名称はもちろんドラえもんブルーではないのだけど、めっちゃドラえもんカラーなのでそう呼んでる。
(友だちとの待ち合わせに「ドラえもんカラー探して」と言えるので便利)
なぜ、こんな派手な色を好んで着るのか?
それは田舎出身だから。
奈良は街灯が少ない。
正直、街灯が少ない奈良で黒いコートを着て歩かれると大変。
車を運転していて誰もいないと思っていた時に「ぎゃーーーーー!!!肌色のものがこっちを向いた!!!」ということが多々。
(真っ暗すぎて、信号も点滅になっていて、横断歩道を人が渡っていると分からんのだ。もちろん細心の注意を払って運転するけど、マジ肌色が振り向いたらビビる)
あと母親からの「イノシシに間違われないように!!」という謎の教えもある。(おかん、あなたの幼少期と違ってマタギは滅多にいないぞ)
結論、冬こそ派手な格好をしろ、という我が家の教えがそのまま生きている。
ちなみに真っ暗すぎて、たまに酔っぱらいのおっちゃんが植え込みに突っ込んで酔い潰れているのだけど、植え込みからプルプルした足や手だけが出ているので、マジ金田一かよってくらいビビる。(犬神家の一族な感じ。菊人形の首とかさ。)
正解の量はない
わたしは服は量を持たない。
ただ、量を持っている友だちもいる。
お互い、心地よい量ならそれでいい。
「あたしたちニューハーフはあんたたち女みたいに手抜きをしない」
秋と冬が終わりになる頃は、わたしは合皮のジャケットを着る。
ただ、このジャケット、Sサイズなのだ。
正直、わたしにはギリギリ。
原宿で発見したジャケット、めちゃ可愛い。
欲しいと思った。
で、店長はオネエだった。
「中を薄着で我慢したら着れるわヨォ」
「ファッションは、時として我慢よ」
昔、ニューハーフに「あたしたちニューハーフはあんたたち女みたいに手抜きをしない」と言われたのを思い出す。
(手抜きすると男になるから。何もしなくても女なのはズルイと言われた)
そうか、と思って購入。
ただ寒いのは我慢できないので、そう寒くない日専用。
最近横に成長が著しいのでだいぶキツくなってきた。
せめてジャケットが着れるくらいには体型をキープしたい。。
そろそろ春なので、次の春服と夏服を買いに、また愛さんにお願いする予定。
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