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人生はじめての同人誌を描いたヨ

どうも。しふぉんと申します。

突然ですがあたくし、2023年5月28日
神奈川県は横浜マリネリアにて行われるアイドルマスターミリオンライブ!オンリー同人誌即売会「ISF10」にサークル参加いたします。

なんとなんと人生はじめてのサークル参加でございます。
ワーオ。

実はしふぉんさん、SNSに二次創作の絵や漫画を投下し始めて結構経つんですが自分で本を作った事は一切ないんですよね。

(1回だけ一次創作の合同紙に作品を寄稿したことはありますが.......)

かねてからずーっと同人誌を作って売る立場になりたいなァとは思っていたもののなかなかタイミングが合わず、勇気も出せず...

ズルズルと「いつかでてやるんだからッッッッン」って言ってたら気づいたら絵描き始めて3年ほど経ってました(照)

最近は私生活にも余裕が出てきたため、しばらくあたたたたたためておいた漫画のタネを作品にし、サークル参加する事を決めたワケです。

そしてつい先日、そのお話のデータを入稿完了しました。

現在は実物が手元に来るのをワクワクワクワクワクワクワクワクワクワクしながら待ってます。

これが本当のつくってワクワク、つってな笑笑笑

😥

さて、あたくしが同人誌を作りたい!と思ったのは、というか二次創作の絵を描きたい!と思ったのはそれこそ今回と全く同じ即売会である「ISF07」に一般参加した事がきっかけだったりします。

あの時はまだ18歳だった。若い。

当日一心不乱にお目当ての同人誌を買い漁り、家に帰ってニコニコしながら同人誌を読んでるときに、しふぉんボーイはふと思ったのです。

オタクの“好き”が高じたパワーって、すげぇな...」と。

好きの原動力って偉大だね

当時の僕は絵なんて全く描いていませんでしたが、小学生の頃は毎日自分のオリジナルの漫画ばかり描いていた小僧でした。

小6の頃なんて、クラスでその作品が知れ渡ってしまい一時先生方に「パクリはダメだよ?」と指導された事があるくらい(?!)

そんな僕の子供の頃の夢は漫画家になる事でした。

それは、僕が人生ではじめてワクワクして、ハラハラドキドキして、時にウルウルした心を動かされるという体験を、漫画を通して初めて経験したからだと思います。

自分も絵とセリフがたくさん詰まった一冊の本で、誰かの心を動かす人間になりたいなァ...!
とか直感的に思って言ってた夢だとおもいます。

とか思いつつ、中高社会人というステップをふんでいく中でそんな子供心溢れるキラッキラな夢はどこかに消えちまいました。
ロマンスのかけらもない。

でも、18の僕はあろうことかその同人誌たちに目を通した時思わず「あ.......漫画、描きたい.........」と思っちまったわけですねぇ。

それは結局どこかで子供心溢れる夢を捨てきれてない事を自覚した瞬間でもありました。

さて。
二次創作というのは元来グレーな存在のモノです。

公式からのお許しが出てるわけでもないし、二次創作から生まれたものが正史になるとは限らない。
描いた人間の欲望のままの作品が出来上がる事だって多いです。

なのにどうしようもなく「俺もやりたい...!」と自分が同人誌をよんで強く感じたのは、そういう理屈的なことではなく「好きだから完成したモノ」という恐ろしく抽象的なことに本気で情を抱いたからだと思います。

そしてその好きのパワーが加わり完成した物語やイラストには少なからず作者の意図であったり、思いがこもっているものばかりです。

自分だって、二次創作によって生まれた推しコンテンツのアイテムが欲しくてやってきていたワケでしたが。

同人というカルチャーにおいては、消費者側ではなく生産者に比較的簡単になれるというのは、存外僕の心を蘇らせるには充分すぎる事実でした。

当時はなんとなくだったその「描きたい、作りたい」という思いが、この3年間リアルを生き、ミリオンライブと共に歩み大人になった自分が今はっきりと「自分の意志」で、「漫画で感情を伝える」という自分の夢を叶えられるかもしれないところまできました。

末に出来上がった作品が、自分の同人処女作である「木下ひなたが光を見つける本」と謳うミリオン(と少しロックバンド)の同人誌”CAVU“というわけです。

もう言い続けてるのでくどいと思いますが、僕は本気で木下ひなたさんのことが大好きです。

この人生既に本当にいろんな事がありましたが、彼女に前を向く力をもらって、自分の足で前に進んできました。

それは彼女の強かさに、心を打たれ続けて、本当にすごい子なんだなぁ。と思わされ続けてきたから出来たことです。

今作はそんな彼女がリアルを生きる姿を、ここまでクソ長々と書いた前置きの思いを込めて全力で描き出した144pになっています。

もし手に取っていただける方がいたら、そんな自分の思いと彼女の強さが伝わると本当に嬉しいなって思います。

ISF10。
スペースはH-13

しふぉんケーキ屋さん‼️にて、お待ちしております。

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