コミケ転売高校生の記事が炎上してたやつ

https://archive.is/3EAJh

以下ただのお気持ち表明。

結論から言うと転売ヤーに慈悲は無し ハイクを詠め 一匹残らず駆逐せよ

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世の中のモノの価格は需要と供給から定義されている。
需要が少ないのに供給ばっか多いのは安くしないと売れない。
需要が多いのに共有が少ないのは高くても売れちゃう。
これが転売の根っこ。

つまり転売が起こらないようにするにはこのバランスを適正にすればよく、「売れ残らず、不足もせず」が成り立つ価格と量を販売側が制御すればよい。多くの転売ヤーがオークション出品している中で、販売成立実績のある価格から「市場の適価」を観測できる。
最初からその価格で販売元が出せばいいじゃん、というわけである。
この国は資本主義です。

ところがこの国は資本主義でありながら足引っ張りの気質であり、「売れるから値上げした」という姿勢では拝金主義と受け取られ反感が起きることが少なくない。「お金持ちにしか渡らないのは販売側の意図と異なる」というパターンもあり、学生にも社会人にも平等の機会を与えるという姿勢はライブチケットの抽選などで見かけられる。このへんが販売元による変動価格制が日本でウケない背景かと思われる。アメリカじゃよく見かけるのに。

ここまで余談。

まず、コミケは
・販売者も購入者も同じ「参加者」であり、参加者同士の交流の場である
の原則がある。

よって大人気サークルもそうでないサークルも基本的なモノの価格は同じ。モノを売って利益を得るのが主目的ではなく(得た利益は次回制作物にとかに使ってもろて)、作り手と売り手が顔を合わせ、手渡しで商品をやり取りし、欲を言えばそこに会話や交流が生まれることがあるべき姿といえる。
オンライン通販だけでいいじゃん、とはならない。
完全受注生産のような責任を負わせた生産を行うべき、という主張もナンセンス。表現方法は自由である。

そんな場に先程の市場適正価格変動を適用させろというのは無理な話なので、転売で儲かる商材は必ず発生する。
よって正しくコミケの参加者としてあるためには、この構造を理解した上で、転売ヤーを許してはならず、世間的に認めさせるわけにはいかない。
直ちにセプクせよ。地獄に落ちろ。如飛虫堕処にて芥子ちゃんに複雑骨折を負わされて犬に食われなさい。おわり。

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