西日本TEAMリーグ第6節かわらば~ん
こんにちは、麻将連合ツアー選手の小林エルトです。
今回は、西日本TEAMリーグ第6節の模様をお伝えいたします。
よろしくお願いいたします。
まずは、第5節終了時点の順位表からどうぞ
後半戦立ち上がりとなる今節、三つ巴の上位争いの行方はいかに?また上位の争いに割って入る下位チームは現れるのでしょうか?
21回戦
【3位・TEAM真塾VS首位・ストロベリーVS8位・びちゃこズVS7位コータ軍団白】
21回戦A卓、注目は遅れてきたスーパーサブ、ストロベリーチームの喜多剛士T、普段は風鈴で麻将連合道場の幹事をされています。チームメイトが当日最強戦に参戦しているのでついに今節初出場です。
(プロヲツレテキテズル~~イって最高位戦の松島力也プロと麻将連合の小林Tが言ってましたw)
21回戦A卓リザルト
1.びちゃこズ +55.1
2.コータ軍団白 +9.3
3.ストロベリー ▲14.0
4.真 塾 ▲50.8
後半戦立ち上がり、接戦を制したのはトータル最下位のびちゃこズチームが幸先よくトップ、おめでとうございます。
【2位・魔人の父とゆかいな仲間たちチームVS5位・コータ軍団紅VS4位・アル中カラカラVS6位・界隈さいつよ】
21回戦B卓、注目は中位対決となりました。
注目は、前節ようやくトータル初プラスとなったコータ軍団紅チーム、エース不在でもぎ取った勝ち星はチーム全体にとっても大きな自信となるのではないでしょうか?その中で唯一未勝利のコータ軍団のムードメーカー、伊藤選手が先陣を切ります。目下2位とブレイク中の魔人の父チームを喰って上位戦線に殴り込めるか?
21回戦B卓リザルト
1.コータ軍団紅 +77.0
2.アル中カラカラ +7.8
3.界隈さいつよ ▲15.4
4.魔人の父チーム ▲69.4
コータ軍団紅の伊藤選手、今までの鬱憤を晴らすかのような豪快なトップ、おめでとうございます。
アル中カラカラと界隈さいつよの2着争いは微差でアル中カラカラが制して堅実にプラスを積み上げました。
それではヒーローたちの笑顔をどうぞ
22回戦A卓
注目はコータ軍団対決、するどい踏み込みが持ち味の2代目団長VSリーチ大好き会計担当。
かたや自他ともに認めるコータ軍団紅のエースの沖野選手、かたや未勝利どころかオール逆連対でいまいち実力を発揮できていないコータ軍団白の西田選手、責任感の強い人なので今の成績は納得はいってないはず、沖野選手の強烈な攻めに持ち前の鋭い踏み込みで活路を見出すことができるでしょうか?
22回戦A卓リザルト
1.コータ軍団紅 +66.8
2.コータ軍団白 +14.2
3.ストロベリー ▲8.3
4.魔人の父チーム ▲72.7
22回戦A卓はコータ軍団紅が2連勝、コータ軍団白は堅実に2位をキープ。最終局、マンガン直、ハネマンツモで逆転トップもありましたが、3位との点差と普段コータ軍団でしのぎを削って実力を認めている仲間からこの状況でマンガン直撃は難しいと判断、冷静に仕掛けて2位を確保しました。
22回戦B卓、注目選手は界隈さいつよのしんご選手、20代のころから数年前までフリー雀荘で店長をされており、コータ軍団の面々から一目おかれる存在です。
しかし、1ゲームごと、もしくは麻雀人生での総合収支を評価する自分の考え方と100試合未満で一定回数の成績を評価し、そのうえで勝利条件の達成を目指すリーグ戦ではいささか勝手が違ったか?
低迷するチームをけん引するべくトップを目指します。
22回戦B卓リザルト
1.真 塾 +67.5
2.アル中カラカラ +6.7
3.びちゃこズ ▲25.9
4.界隈さいつよ ▲48.3
22回戦B卓トップはTEAM真塾の与作選手、嬉しい初トップです。アル中カラカラは今回も堅実に2位をキープ、3位争いはびちゃこズが制し、界隈さいつよは微差のラスに沈みました。
22回戦の勝者はこちら、写真NGの方はチームエンブレムで代用してます。
23回戦A卓
同日に別会場で中国最強位決定戦の運営補佐をしていた小林Tと最強位決定戦に進出した魔人の父チームのチームメイトを応援していた魔人の弟子選手が到着。
最強位決定戦で雄々しく戦うチームメイトの雄姿に魔人の弟子選手のテンション爆あがりでした。
1回戦2回戦とチームのために2位で凌いできた西田選手からバトンを引き継いだ小林T、チームに貢献できるのでしょうか?
23回戦A卓リザルト
1.コータ軍団白 +62.2
2.アル中カラカラ +14.6
3.びちゃこズ ▲27.5
4.魔人の父チーム ▲49.3
23回戦A卓はトップはコータ軍団白の小林T、丁寧に放銃を避けつつも形式聴牌やかわし手でしのぎ、チャンス手の倍満をあがりきってその後は要所を締め、逃げ切りトップ。アル中カラカラも追いすがり、最終局でも出あがり条件を満たす聴牌を入れたのですがコータ軍団白が親リーチをかわしてあがりきりました。
一時はトップ戦線にいたびちゃこズチーム、コータ軍団白に4000/8000をツモられた後、アル中カラカラの勝負手に放銃して3位に沈みました。
4位の魔人の父チームはあがりが遠かった・・・一段目、早々と打った字牌単騎の七対子を凌がれてはどうしようもなかったか。
注目は、ストロベリー、喜多Tが二度目の登場、今度こそトップなるか?2連続大トップで勢いに乗るコータ軍団紅は伊藤選手が、22回戦4位の界隈さいつよはさよ選手が登場です。
23回戦B卓リザルト
1.コータ軍団紅 +53.7
2.界隈さいつよ +12.3
3.ストロベリー ▲13.8
4.真 塾 ▲52.2
1位から3位まで上下一万点以内の超接戦を制したのはコータ軍団紅、たった1400点差、しかしMリーグルールの1位と2位の順位点は差がエグイですねぇ。
ストロベリーの喜多Tは26200の3位でした。
それでは勝者の写真撮影のお時間です。
24回戦A卓注目選手は、ストロベリーの山本選手、2節に役満をあがり、今シーズンのストロベリーチーム大躍進のきっかけを作った選手です。
普段はたのまーやルビー杯などの懇親大会が主戦場のようですが、麻雀ガチ勢のストロベリーチームキャプテンが招聘したという事実から、その実力は保証済みだと思われます。
24回戦A卓リザルト
1.アル中カラカラ +53.7
2.びちゃこズ +12.3
3.コータ軍団白 ▲13.8
4.ストロベリー ▲52.2
A卓は前の試合でトップを取って気をよくしたか前の試合とは一転して攻撃的な手組をする小林T、見どころはいきなりやってきました。東1局、7巡目、赤🀋🀌🀌🀍🀍🀎🀟🀠🀕🀖🀗🀅🀅でアルからチームが先制リーチ、同巡、🀚🀛🀜🀟🀠🀆🀆🀀🀀🀃🀃🀃にツモ🀞でコータ軍団白の小林Tが聴牌、間髪入れずに追っかけリーチ、次巡小林が🀡をつかみ放銃、裏ドラが🀍で8000のあがりとなった。
これ以降もスピード優先で手を組み、先制リーチをかけるアルからチームに対し、序盤から打点を意識して手組をし、それが追いついてしまうが故に放銃をしてしまうコータ軍団白の小林T 、びちゃこズも親番の利を生かして4000オールをあがり、勝負手があがれた42000付近のアルから&びちゃこズとあがりが遠い10000付近のコータ軍団白&ストロベリーという構図となった。
度重なる勝負手を空振り、ラス回避に目標を変更したコータ軍団白の小林T、東4局、タンヤオ一盃口のカンチャン待ちをダマであがり、ライバルの親を落とすと、トップ争いは上の2チームに譲り、下家のストロベリーの仕掛けに対しては手を壊してでも1牌も降ろさない打ち回しを見せる。
この辺りは自団体での順位評価のリーグ戦の考え方が身についている小林T。
時には配牌から手を壊し、捨て牌作りで他家を威圧して要牌をしぼらせて1人聴牌で点棒を回復していき、時には早々に赤やドラそばの牌を切って下家の仕掛けを誘発し、以後は絞り切って他家の立直を待つなど、徹底した遅滞戦術で3位キープのみを狙っていた。
リーチをかけるも3人に勝負をしてもらえず、さらには小林Tにちゃっかり形式聴牌をとられて差がなかなか縮まらないストロベリーの山本選手はもともとが熟考するスタイルなのか一番試行回数を増やしたいポジションにも関わらず、自分のペースで一打一打血の出るような打牌をされていたのが印象的でした。
最終局は親番のストロベリーが3位浮上をかけて先制リーチ、おそらくツモるか直撃で文句なく3位浮上だろう。
あがりトップで仕掛けていた2チームはそれを見て早々と撤退、流局なら一人聴牌でも4位のままなので基本的には守備重視ながらもイーシャンテンを維持していた小林Tに3900現物待ちの聴牌が入る、立直をすれば8000からなのだが、あと4000点のためにノーガードになって掴んで放銃はバカバカしいよと言わんばかりにすっと無筋を切り、2巡後に山本選手から討ち取って狙い通り3位キープでまとめた。
ここまで3連勝して怖いものなしのコータ軍団紅チーム満を持してリーダーが最終戦を締めくくります。
好調のコータ軍団紅チームの割を喰った形の界隈さいつよチーム、逆風となった第6節をどう締めくくるのか?
24回戦B卓リザルト
1.コータ軍団紅 +108.8
2.魔人の父 ▲8.5
3.真 塾 ▲29.3
4.界隈さいつよ ▲71.0
なんということでしょう?確かにリーチ大好きな沖野選手は気分良く打たせたらずっと親番をやっているような選手です、しかし百戦錬磨の界隈さいつよのしんご選手がゲームをコントロールできず、あまつさえトビラスを喰らっているとは予想外でした。
50分間の沖野選手の立直攻勢を無策にただ耐え忍ぶというのはプライドが許さなかったのでしょうか?
総評
コータ軍団紅チームは初の4連勝で節優勝を達成、役満2回を含む4連勝のストロベリーチームには及びませんでしたが史上2チーム目のプラス300オーバーを記録してトータル首位に躍り出ました。
当日の成績をどうぞ
続いてトータル成績はこちら
大爆発したコータ軍団紅チームが一気に借金を完済、トータル5位から一躍トータル首位に躍り出ました。
1位だったストロベリー、3位だったTEAM真塾はともにマイナスで1ランクダウン、アル中カラカラは借金を完済、2位だった魔人の父とゆかいな仲間たちチームは3ラスが響いて5位に後退。
4節時点で-200ポイントで一時はトータル最下位と大きく出遅れていたコータ軍団白チームは紅チームほどの爆発力はないですが、堅実に借金を返済し、次節には地上が見える位置まで浮上しました。1ランクアップして6位に浮上。
前節に4ラスと大乱調のびちゃこズチーム、今節は1.3.3.2と持ち前の安定感を取り戻してマイナスを返済、最下位から1ランクアップの7位に浮上。
3.4.2.4と苦しんだ界隈さいつよチーム、2ランクダウンで最下位に転落、次節はフルメンバーがそろうようなので開き直って攻撃全ぶりで巻き返してもらいたいところです。
その他、個人主要3部門など詳しいデータは公式ホームページにて集計されていますので是非ご覧ください
次回は10月23日土曜日マーチャオ広島店にて開催いたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。