せどりに詳しい税理士を見つけた流れ

こんにちは、エルです!(Twitter @eruroom420)
Twitter経由でこのnoteを見てくださっている方が全員だと思うので自己紹介は簡潔にしておきます。

このnoteでは、
・私がせどり(主に電脳)に詳しい税理士さんをどうやって見つけたのか
・税理士相場はどの程度なのか
・丸投げって実際どこまで丸投げできるのか
等を書いていきたいと思います。
電脳せどり分かる税理士さんなら店舗も分かるはずです。電脳の方が処理ややこしいので。

推敲せずダラダラと書いているので乱文になってしまうことご容赦ください。

では本題に入っていきます。
まずは私がせどりに詳しい税理士を見つけた流れそのまま紹介します。

私は税理士紹介サービスを利用しました。
そもそも税理士ってどうやって探すんだろうと思って色々調べていると、
個人事業主・法人の予算や要望に合わせて税理士を紹介してくれるサービスがいくつか見つかり、評判を調べてみても悪評は特になかったのでそれを使うことにしました。

私が利用したサービスはこちらの、
「税理士紹介サービス ビスカス」です。
https://www.all-senmonka.jp/

他にも似たようなサービスをやっている会社はあるので他もググってみてください。
こういうサービスはビスカス以外も、私たち事業主・法人は完全無料で利用することができます。
たぶん税理士から手数料もらっているんでしょうね。
紹介から成約したら初年度顧問料の30%とか。知らないですけど……
転職エージェントもそんな感じですよね。転職先の初年度年収の30-40%が報酬みたいな。

ビスカスとばかり書くと紹介料もらってたりアフィリでもやってるのか?と思われそうなので(やってないです念のため)
ビスカス=紹介サービス
と表記することにします。
私が利用したのはこのビスカスだったのでビスカスを使った流れを紹介していきます。が、他の類似サービスもほぼ同じ流れになるかと思います。



まずはデカデカとサイトトップにある問い合わせフォームへ必要事項を記載して送信。
名前・連絡先・住所・相談内容(自由記載)です。
ここで相談内容にせどりやっていることを書きます。
「せどりに詳しい税理士を探しています。」くらいでいいです、
書いた連絡先にすぐ紹介サービスの営業マンから電話かかってきてそこで詳細説明することになりますので。

私は問い合わせフォーム送信後1時間くらいで電話がありました。
そこで聞かれた内容は
・年商(見込みでも)
・粗利(ざっくりでも)
・ポイントせどりをしているか
・税理士費用の予算感
・個人か法人か
・どこまで任せるか(記帳等)
・面談はどれくらいの頻度を希望か
このあたりだったと記憶しています。

ポイントせどりやってますか?と聞かれたので紹介サービスの営業の人も
せどり界隈はある程度分かっている感じでした。
楽天せどりとかやってる人はYesですね。

私は
・今後たぶん年商1億くらい
・ポイントせどりしている
・記帳もやってほしい
・面談は3か月に1度くらい希望
・予算は月3万~4万だと嬉しい

こんな感じの内容を伝え、探してもらうことにしました。
紹介サービス側がどういうオペレーションで税理士を探しているのかはっきりとは分かりませんが、おそらくは上記の内容を紹介サービスに登録している税理士に発信し、それを見た税理士がこの案件受けたいと思ったら手を挙げる。って感じかなと思います。

数日後に紹介サービスの方からいくつかの税理士事務所の情報がメールで送られ、そこと日程調整をして面談をしました。
日程調整は税理士事務所とは紹介サービスが行ってくれるので、こちらは対応可能日時をいくつか紹介サービス側に伝えるだけでOKでした。

2,3回のメールの往復で日程が決定したらあとは税理士事務所との面談です。
このご時世なのでZoom等のWeb面談対応可能な事務所ばかりですので、対面でもZoom面談でも。

面談で聞かれることは、
最初に紹介サービスに聞かれたことの確認(年商とか)と、
・使っている会計ソフト(無いなら無いで問題ないです。)
・販売先(Amaとかヤフショとかメルカリとか)
・仕入れ元(RとかYとかAとか)
・使っているクレカの枚数と銀行の数
こんな感じでした。

こっちから聞いたことは、
・普段の連絡手段(電話・メール・LINE等)
・ポイントの会計上の考え方
・これは経費になる?ならない?
等です。

経費になる、ならない は相手を試すために聞いた感じです。
自分のために買った時計や服も経費でいけますよ!って面談で言う税理士ってあまり信用ならないですよね。
最終的に経費として認めるかの判断をするのは税務署であって税理士ではないので。
逆に厳しすぎる(パソコンやサブ端末の回線代は私用でも使うかもなので按分!とか)のも嫌だと思うので、質問することで判断できるかと。

各種ポイントの会計上の考え方についても聞きましょう。
その返答具合で本当に電脳せどりに詳しいか判断できるかと思います。
よくわかってない感じの返答だったらその事務所は止めておきましょう、他にいくらでも事務所あるので。

40-50分程の面談が終盤になるとその場で「うちの事務所で受けるなら費用はこれくらいです。」と言われたりします。
後日メールで見積書が送られてくる事務所もありました。

面談内容で信頼できそう・一緒にやっていけそうだと判断したら紹介サービス経由でお返事します。
Yesのお返事を紹介サービスに伝えることで、面談した他の事務所には紹介サービス側からお断りの連絡を全て入れてくれますのでご安心を。
お断りの電話って面倒なのでありがたいですね。

以上がざっくり私の顧問税理士を見つけるまでの流れです。


次に、相場を書いていきます。

私は年間420,000円(税別)でお願いしており、月額に均すと35,000円(税別)です。
年商規模的にはまあまあ安いほうかなと思います。

紹介サービスの営業の方に聞いたり税理士事務所の話を聞いていると、
記帳代行も込みとして相場は、
年商1000-3000万で月1.5-2.5万
年商3000-5000万で月2-3万
年商5000-1億で3-5万
1億以上で4万~
になるイメージでした。もちろん事務所によって大きく変わったりするのであくまでご参考程度に。

また、決算(個人事業主なら確定申告)のタイミングで決算報告書・確定申告書類の作成代行もやってもらえるのですが、それは別料金だったり月額顧問料に含まれていたり、事務所によって異なるので要確認です。
私はそれも込みで月額3.5万 で契約しています。
別料金のところはだいたい月額顧問料の5か月分とかです。
私の規模だと別途15-20万くらいですね。高い…。

あとは従業員を雇っていると、年末調整や月々の給与支払いの書類作成に別途お金取られたりします。年末調整1人1万円とかなので小さい金額ですが。

このnoteを見ている方はおそらく年商規模1000万~1億くらいだとは思うので
記帳代行含めて1.5万~4万くらいの月額になってくるかと思います。

しかしながら、料金だけで判断するのもよろしくないと私は思います。
人としての相性もありますし、レスに何日もかかる税理士や偉そうにしてくる税理士なんて嫌ですよね。

また、きちんと見てくれて相談に乗ってくれ事業者の意図を汲んでくれる税理士さんにお願いすることで、
「これも経費になるんだ」や「こういうやり方にすれば一部経費にできるんだ(家賃とか)」といったこともあり、
最安値の月額顧問料+税金>最安値ではない月額顧問料+税金
になる可能性も十二分にあるためです。
顧問料年間で20万で済むけど全然アドバイスくれずに税金300万納めるより、顧問料50万かかるけどちゃんと数字見てくれて節税アドバイスくれて税金250万で済む、の方が出ていくお金トータルで考えると ということですね。


長くなってしまっていますが、最後に記帳代行(いわゆる丸投げ)がどこまでやってもらえるのかについて書きます。

青色申告する方・法人の方は面倒で仕方ない記帳を代行してくれるというものです。読んで字のごとくですね。
具体的には、
・仕入れに使ったクレカの明細
・銀行の取引明細
・各種領収書
・各販路の売り上げや入金データ
等を税理士に共有し、代わりに全部仕訳してもらえます。
せどりする上で出て行ったお金全部と入ってきたお金全部ですね。
会計ソフト使ってないけど!?って人でもCSVファイルでのデータ共有で問題ない事務所がほとんどだと思うので特に心配する必要はありません。
会計ソフト使ってね、と言われたら使いましょう。会計ソフトというのは優秀で、経理に詳しくない人でも使いやすくできています。

共有する頻度は税理士事務所や契約によって異なります。月1でも3か月や半年に1度でも、なんなら年に1度でもOKという事務所もあります。
しかしながら、年に1度になると数字を把握して節税のアドバイスをもらうっていうのが難しくなるので最低でも半年に1度は共有したいところです。
普通は1-3か月に1度かと思います。頻度高いほうが自分の数字を正確に把握するという意味でオススメです、手間は増えますが。

共有することで月次試算表というものを作成してもらえます。
月の売上はいくらで粗利はいくらで経費はこれくらいで利益が…というやつです。
ご自身で計算されている方が多いと思いますがそれと+αで税理士作成の月次試算表も把握することで、ご自身で把握している数字と乖離していないかを確認できます。
また、納税金額の予測を立てて節税対策をする(この辺やってくれるかは税理士に確認しましょう。やってくれない税理士はNGです。)こともできますし、きちんと経営状況を月次で把握することで融資も受けやすくなると思います。(私は融資受けてないので予想ですが……)


最後に、「今年始めたばっかで確定申告とかよくわからない!どうしよ!」って方、まだ間に合うので税理士にお願いする選択肢をもっておくと良いです。
顧問契約はせず確定申告だけお願いすることも全然可能です。
年商にもよりますが個人事業主の確定申告のみですとそこまで大きな金額はかかりません。

以上、長くなってしまいましたがせどり×税理士の私なりのまとめです。
色んな税理士の見つけ方・考え方があるかと思いますので1せどらーの1つの意見としてご参考になれば幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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