僕が Slack 通話を気に入ってる理由

有料 Slack だと、Slack 通話をガシガシ利用できるんですが、皆さんご存知でしたか?活用していますか?

少人数でしゃべるのに十分な機能と、Slack にシームレスでつながってる点がとても良いです。Zoom はいちいちリンク開いてリンク先からアプリ起動確認が走ってやっとZoomが起動するっていうクッソめんどくさくてどうにもつらいです。

僕が Slack 通話で一番気にいってる機能はペンです。誰かが画面共有をすると、共有者以外はデフォルトでペン機能が有効になります。ペンタブや液タブやiPadのSidecarであれば物理ペンで画面に落書きができます。

Zoomにも似た機能はあるんですが、ペンを起動するのに数ステップ必要なうえ、Slack であればペンで書いたものは十秒くらいで消えますが、Zoomのペンはわざわざ消さないと消えません。実質使い物になりません。

音声で会話しながら、ペンを使える事になにかメリットがあるのか?というとめちゃくちゃあって、音声通話って基本的には同時に複数人がしゃべるわけにはいかないため、完全なシングルスレッドです。ペンならシングルスレッドの邪魔をせずに、ほんのちょっとしたツッコミや感謝、お気持ちを気軽に描けるのです。

「あ、良さそう」って時には、○を書くだけでも喋りやすさが全然違ってきます。Zoom だと、会話でしかリアクションが来ない(一応絵文字リアクションがあるけど、あれも実質誰も使わない)ので、場合によっては喋りづらいのです。

別にペンじゃなくても通話ソフトなんだから、会話すればいいのでは?みたいな人もいるかもしれないけど、ほんの少しの気軽さというのは意外に馬鹿にできないのです。それに「え、それわざわざ頑張ってペンで描かなくても喋れよ!」ってツッコミが入ってみんなの笑いを誘うみたいなのも、気持ちのいいコミュニケーションになるのです。

Slack 社はそういうコミュニケーションをちょっとした気軽な機能(サブコミュニケーション?)で促すことがとても上手だと思っていて、絵文字リアクションも、とても良い機能です。文字として発言するにはどうかと思うんだけど、軽くお気持ちを表明したり「特に言うことはないけど、ちゃんと見てるよ!」ってメッセージを送れるのほんとすごいと思います。

音声通話の品質や接続性などは Zoom が強いと思うんですが、そういう細やかな使い勝手では Slack 通話はほんと良いなと思います。

個人的には、通話ソフトでは、Slack通話 > Zoom > Discord >>>>>超えられない壁>>>> Google Meet くらいの感覚です。ほんとは Discord をカジュアルに使っていきたいけど、どうにも普及度合いが低い。

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