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Apple MR, ARデバイス予想

Apple の AR デバイスとMRデバイス、一応最新の噂では、2022年に MR デバイスが登場し、2025年にAR デバイスが登場すると言われているのだが、その噂以前は Apple が AR デバイスを作っているという話が先にあったことを覚えているだろうか?

この記事は、暑く寝苦しい夜に、眠れずついつい思索という名の妄想が捗ってしまったときの産物なので、その程度のものだと思って読んでほしい。

僕は、Apple が本来予定していた AR デバイスではなくて MR デバイスを先に出すように計画が変わったのではないか?という予想を立てている。

もっと具体的にいうとコロナの世界になって、これが長期戦になると分かったから Apple が方向転換をしたのだと思っている。

自分の中での答えを先に書くと、Apple は with コロナの世界において、よりエモーショナルなコミュニケーションを簡単に取るための装置として MR を開発するのではないか?と思っている

2022 年とは

2021年のWWDCでは特に ARKit 周辺についてキーノートで触れらたものはあまりなく、iPhone を使って実際の世界にあるオブジェクトを取り込めるという発表があったくらいだった。

実際に MR デバイスが登場するのであれば、デベロッパーは、その OS がなにか?ARKit 以外はどうなる?あるいは、エミュレーション環境はあるのか?など、知りたいことは山盛りだ。そのため、2022年に MR デバイスを出すことができるとすれば、おそらく 2022 年の WWDC で MR デバイスとその OS と開発環境についての解説があるはずだ。例年のパターンで見れば6月のWWDCでそれらの情報が出てから、早くても、10月や11月くらいに実際のデバイスが出るということになるだろう。

もちろん、この予想は「本当にAppleが2022年にMRデバイスを出すならば」だけど。

さて、2022年の10月とかに予定されているものは何があるだろうか?順調にいけば TSMC は 3nm(N3プロセス)の量産が開始され、iPhone14 シリーズが発表されている頃合いだ。おそらくそれは Apple A16 SoC を載せたものになる。

現時点ではTSMC 3nm までの量産技術が確立させるのに、不安となる材料は特に発表されていない。5nmの派生形である N4 が Q2 分前倒しになる程度には順調なはずだ。

となると、Apple MRデバイスはおそらく A16 か M3 プロセッサ、あるいは MR デバイス専用の新型 Apple Silicon (ただしコア設計は A16 や M3 と同一)を乗せることになるだろう。

と言いつつ、最近の Apple を見ているかぎり新型 Apple Silicon を出すのはやらないだろうから、十中八九 A16 を乗せるはずだ。

リモートコミュニケーション

みなさんはリモートワーク(テレワーク)をしているだろうか?実際にやってみればわかるが、リモートワークはコミュニケーションのやり方が難しいところがある。

必要な情報のやりとりを行うだけでもそれなりにノウハウは必要だし、雑談に飢えている人が出やすいという傾向は様々なところで聞く。

一瞬だけ話題になった Zoom 飲みも実際やると、大半の人は「コレジャナイ」ってなってしまっている。

雑談をやるときに便利なのは「凄まじく簡単に繋げたり、解除できる音声通話」だ。Clubhouse はその点で、技術的には素晴らしい。最近は Slack でも Slack Huddle (ハドル)という機能が実装された。ボタン一発で気軽に音声通話ができるサービスだ。

業務で Clubhouse を使うのは、色々な意味で問題があるから、企業にお勤めの皆さんが、お手軽に雑談を楽しむ現実解は Slack のハドルだろう。

これもやってみればわかるが、Zoom/Meets/Teams に比べて、Clubhouse やハドルは話しやすい。

それはそれとしても、ハドルや Clubhouse あるいは、昔からある Discord を使ったとしても、近くに同僚が一緒にいる感覚というのは中々再現が難しい。

やはり映像がある方がよりノンバーバルコミュニケーションが成功しやすいはずだ。

with コロナ

さて、デルタ株が猛威を奮ってる現状、ワクチンは一定の効果を上げているのは間違いないが、それでもワクチンとウィルスの戦いは変異とその対応という一進一退を繰り返すことになるだろう。

ワクチンを打たない限り人類はコロナの前に敗北を晒すしかないが、ワクチンもこの状況を完全に終わらせる万能のツールではない。感染しづらく・重症化しづらくなるようになるだけだ。

より強力なワクチン、そもそもの治療薬(インフルエンザに対するタミフルのような?)や、もっと強固な封じ込め作戦を行えるとして、それは果たして何年後だろうか?

残念ながら2021年内には無理だろう。2022年でも難しいというのはみんなが直感的に理解できるはずだ。2023年ではどうか?2024年は?

つまりこの戦いはそれなりに長期化することは間違いない。人類はロックダウンと、ワクチンによる反撃と、ウィルスの変異種に悩まされながら、少しずつ状況に適応していくしかない。

ぼくはこの状況が、Apple に AR デバイスではなく MR デバイスを先に出す、もっというと VR デバイスではなくて MR デバイスという決断をさせたと思っている。

2022年末に出るであろう MR デバイスは何ができるのだろうか?最近の Apple は様々なカメラと LIDAR を搭載し、iPhone を使って現実世界のオブジェクトを取り込んだりできるようになっている。

たとえばMRデバイスにカメラとLIDAR を取り付ければ、MRデバイス装着者の周りにある様々なものを取り込んで 3D の世界に、当たり判定を伴ってレンダリングできるはずだ。

たとえばMRデバイスを装着したおばあちゃんが、家の中を歩くとカメラとLIDARにより家の中が詳細に読み込まれて、おばあちゃんの家の中という3D空間がオブジェクトとして取り込まれる。そうするとバーチャル空間にあるおばあちゃんの家に孫が遊びに行けるのではないだろうか?

カメラ越しに、平面空間に写った相手と FaceTime でしゃべるのではなくて、3次元に拡張された MR デバイスによってあたかも相手が目の前や隣にいるようにレンダリングされていれば、今よりは遥かに、ノンバーバルコミュニケーションも取りやすくなるだろう。

実際にはそのためには、体の全身にカメラをスキャンして全体を取り込んだり、顔の表情をリアルタイムに読みこむ必要もあるだろう。他にもきっといくつかの工夫は必要になる。うまくやらないと不気味の谷にハマることもあるはず。

Apple は AirPods シリーズでさんざん空間オーディオも研究しつくしてるし、音声をバーチャル空間にうまくマッピングするのは現行の技術の延長線上にある。

Oculus Questシリーズに搭載されている SoC よりも遥かに高性能な Apple Silicon と、並外れて強力なカメラ&LIDAR もその真価を発揮するに違いない。

もう現代の iPhone12 の A14 プロセッサですら過剰な性能をもっているくらいだけど、それでも 3nm になった 2世代先の Apple Silicon はより一層の過剰な性能を活用したいはずで、それはコミュニケーションにこそ使われるのが、with コロナに求められているものだろう。

実際には MR デバイス以外、つまり iPhone14 とかでも今よりは進化した FaceTime は使えるようになっているだろうが、MR デバイスを使って相手とより深く、コミュニケーションが取れるようになるのではないか?というのが僕の予想だ。

たとえば Apple Connect みたいなサービスとして。

MR デバイス Pro

個人的にはここにプラスして MR デバイス Pro がほしいところだ。標準の MR デバイスが A16 プロセッサを搭載するとして、MR デバイス Pro にはきっと M3 プロセッサが乗る。

MRデバイスもおそらく「Apple が求めるコミュニケーションクォリティを満たすために必要な、高精細なディスプレイ装置」を乗せることは間違いないと思っているが、MRデバイスProはさらに高精細なディスプレイ装置を乗せるのではないだろうか?

たとえばMRデバイスが4K解像度だとして、MR Pro は 6K/8K くらい思い切ったものであり、FaceTime in MR だけではなくて、バーチャルオフィスで働くことができるようなものが MR Pro として登場するのではないか?

もう完全に妄想に妄想を上乗せしてるだけなんで真面目に聞く必要はないけど、そういったデバイスが登場すれば with コロナのリモートワークにとって、圧倒的にプラスなのは間違いない。

自宅などでリモートワークをしているときに、バーチャルオフィスの中では、隣に同僚がいるという、出社するのと変わらない状況が出来上がる。

ディスプレイ解像度が高いものを必要とするのは、たとえば MR Pro に Thunderbolt4 で MacBook Pro を接続すれば MR の中に MacBook Pro の画面がレンダリングされるといいなという話。(ただ、これには難点があって、外部からの映像信号を取り込むという回路を果たして M3 プロセッサなどに実装するだろうか?という気持ちはある。)

だけど、バーチャル空間に複数のディスプレイを表示することができてそれが実用的であれば、大型ディスプレイをいくつも買ったりするよりも安くつくだろう。それが一部の噂にあるような30万円くらいのものだとしても、十分元が取れる可能性はある。(20万円なら間違いなく)

バーチャルオフィスにバーチャルホワイトボードも設置し放題だし、そもそもくっそ便利になるはずだ。Jira でも GitHub でもなんでも、バーチャルオフィスに貼り付けることができるようになる。

MRデバイスが7万円くらいであれば、親にMRデバイスをプレゼントして、自分はMR Pro で仕事をする、みたいなことも可能だ。もちろん自分の子供にも MRデバイスを買い与える。

自宅で仕事をしてくると割り込みをかけてくる子どもたちも、暇なら祖父・祖母と喋ったり、友達と喋ったり、一緒にゲームをしたりすることもできるだろう(なお、子供がVRデバイスとかを装着するとよくないらしい話は棚上げしておく)。リモートワークが捗ることこの上ない。

One More Thing

実は別の話として予想してるのが、次に Apple が出す新型ハードウェアはゲームパッドなのではないか?と思っている。

iPhone や iPadAir/Pro はすでに、Nintendo Switch よりも遥かに上の性能を持ち、最新型のコンシューマゲーム機と比べても、スペックで殴り勝てるほどになってきている。

この過剰なスペックを一体何に使うというのか。正直 M1 iPadPro ですらオーバースペックすぎるのに、今後 M2 iPadPro や M3 iPadPro も出るんだぜ?毎年。それなのにAppleは頑なに macOS との統合はしないと言い続けている。

そして iPadAir や Pro は、USB-C/Thunderbolt でディスプレイにつなぐこともできる。「おや、何やら任天堂 Switch と同じようなものだなー」と思いませんか?値段はともかく。

つまり、あとは Apple Game Store とゲームパッドさえ登場すれば、本格的なゲームプラットフォームになるんじゃないの?ということです。

ちょうど今Epicと戦争真っ只中で、「Apple Game Platformに独占配信するなら 10%とか 5%に下げてもいいよ。独占じゃないなら15%〜30%可変くらいが落としどこやで」って感じで和解に持っていくシナリオとかあるんじゃない?

TSMCにガンガン金ぶっこんでシリコンを確保してる Apple が、本格的な Apple Game Store とゲームパッドを登場させたとき、コンシューマゲーム機の世界はどうなるだろうか?

同様に Apple MR Game Store が登場したとき、どれくらいの普及率になって、どれくらいのゲームプラットフォームに成長するか期待できそうな予感がしている。

もちろん最初のうちはショボいゲームしかないなーとか、どっかの大手の特定のゲームしかないなーとか、移植しかないなーとかって状態かもしれないけど、Apple Game Store が本気で稼働したら、それなりのシェアを獲得し、それなりのタイトルを引っ張ってこられるようになるんじゃないだろうか。

ARデバイスが目指すと思うもの

Apple はもともと AR デバイスを開発しているというリーク情報が出続けていた。ARデバイスはどのようになるのだろうか?カメラやLIDARで現実世界の情報を読み取り、文字のスキャン・翻訳、他の情報を注釈する、くらいは現行のスペックでも可能だろう。

2025年というのが本当かはわからないけど、with コロナで AR デバイスの優先順位が落とされたのだとしたら、それくらい未来になるのも仕方ないのかもしれない。

Apple は美意識を一番気にする会社だし、糞ダサい眼鏡を作る気はないはずだ。Nike と組んでスポーティな Apple Grasses feat Nike を作ったり、100万円くらいする超高級メガネを作ったりするかもしれない。

そしてそのときに実現されるのはたぶんハンズフリー iPhone と言えるような感じのインターフェースだ。空間に投影された iOSアプリに手を動かすとそれをLIDARで検知して操作ができる。もちろん SIM 搭載で Apple Grasses だけで通話も可能だろうし、空間オーディオもお手の物。

それで実現されるのはたぶん攻殻機動隊に出てきたような電脳に近い存在じゃないだろうか? 2025年のバッテリ技術で可能かはわからないが、常にネットに接続され、現実世界がアノテーションされ、任意の場所にスマホと同じ画面が描画されそれに触れることができる。

まぁ、これらを、スタイリッシュかつ現実的に実装できるのはたぶんアップルなんだろう。

少なくとも 2030 年には、電脳直結とはいかなくても、それに近いくらいナチュラルに、世界にはコンピューターが浸透し、今よりも当たり前になっているはずだ。

妄想まとめ

2022年末に MR デバイス(Apple MR)が登場し、$799 くらいで、A16プロセッサを搭載し、解像度は4K くらいになるんじゃね?知らんけど。

そのときは Apple Connect みたいなサービスで、バーチャル空間で、今より遥かに高精細でエモーショナルなコミュニケーションが行えるはずだ。知らんけど

2023年前半に MR デバイス Pro(Apple MR Pro)が登場し、ベース価格 $1999 くらいで、Thunderbolt で Macや Windows を接続して、バーチャル空間(Apple Connect Pro)で仕事できるものが登場し解像度は6K/8Kくらいじゃね?知らんけど。

そもそも、それより前に Apple Magic Gamepad が登場して、Apple Game Store がオープンして、本格的なゲーム機戦争への参入をするんじゃないかな?知らんけど

2025年には、攻殻機動隊くらいナチュラルに、ネットワーク・コンピュータと統合される Apple AR Grasses が登場するんじゃね?2030年くらいには、もうそれが完全に当たり前の世界になってると思う。知らんけど


という妄想をしてた。知らんけど!

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