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ハルカの昆虫記

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虫との関わりを中心に自然や生き物との向き合い、感じたことを記していきたいと思います。
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#ルワンダ

やっぱりここはアフリカだ|シロアリ編【Day217】

シロアリの数、新記録!!昨夜、机に向かって作業しているとパタパタとシロアリが飛んできた。日中も雨が降ったこともあり、今日はどうやら群飛らしい。 ※「シロアリ」と「群飛」について以下の記事にまとめてあります。 ルワンダで生活していて、これまでにもシロアリが家に飛んでくることは何回かあった。それでも、こんなに多くのシロアリが家に飛んできたのは初めてだ。 気づいたら、あちらこちらにシロアリが次々とやってくるではないか。しかもよく見ると、翅を落として床にもウロウロ歩いているでは

春休みは引きこもり決定【Day210】

春休み期間中の引きこもりが決定した。 他国の同期隊員とタンザニアに行こうという話をしていたのだが、タンザニアもキリスト教のイースター時期で学校が休み。 さらに任国外旅行の申請は一ヶ月前までに出さないといけないだが、調査員さんに確認したら一か月半前に出して欲しいとのこと。 つまり、今週中までに予定立てて、飛行機やホテルの予約をして申請しなければならないので今回は見送ることにした。 そこまでして任国外に行きたいわけではないし、行ったところで見学したい同期隊員たちの学校が休

初夏のようなワクワク感【Day165】

雨が降らなくなり雨季が明けたかなと思っていたのだが、ここ数日雷雨と土砂降りの雨が連日続いている。 昨日もサッカーの支度をして、さぁ家を出ようと思った矢先にポツポツと雨が降り始めた。その後土砂降りの雨に変わったので、早起きして参加していたらきっとぐしょ濡れになっていただろう。 12月後半あたりから雨の回数が減り、ルワンダでは雨季が明けようとしている。 雨が大地にたっぷり水と栄養を注ぎ込み、草木が青々と生い茂る季節になった。向日葵やトウモロコシの畑が夏を感じせる。 庭にあ

シロアリの群飛【Day104】

任地71日目。 ※虫の写真注意。 早朝5時過ぎ、朝起きたら今日はやたらとガシュクイ(シロアリ)が床を歩いていた。 玄関や裏口には無数のガシュクイの翅が落ちていた。 これはもしや…?と思い庭に出ると、やはり今日はガシュクイの群飛の日だった。 群飛を終えて翅を落としたガシュクイたちが、他のアリたちの餌食なっていた。 起床時にいつもガシュクイがおらず翅だけ残っていたのは鳥が食べたり、土に戻っているのだと思っていたが、実際はガシュクイよりも小さなアリたちによるものだったよう

Sense of wonder【Day88】

任地55日目。 ※写真は最後にあります。 朝からお昼まで雨が続く土曜日。 昨日から引き続き、外に出たくてうずうずしていた。 午後になり、ようやく雨が止んだ。 それでも、降ったり止んだり。 晴れ間を見つけて庭に飛び出した。 誰にも邪魔されず、じっくりゆっくり生き物を探し、観察する。 足下の小さな世界に目を向けると、そこにはたくさんの小さな生命が存在していた。 アリが蛹を持って大行列を組み、巣の移動をしている。 テントウムシの幼虫が、葉っぱの上をのそのそ歩いている

ガシュクイ大量発生‼︎【Day78】

任地45日目。 ※大量の虫の写真が出てくるので注意。 朝起きたら、玄関と裏口に無数の羽が散らばっていた。 外を覗くと、さらに大量の翅が落ちていた。しかも翅だけで本体がいない。 全て翅である。虫がいてもゾッとするかもしれないが、翅だけでもゾッとする。 家の外に出てみると、なにやらガードが我が家の猫に本体である虫を与えていた。うめちゃんが、美味しそうにむしゃむしゃ食べていた。 なかなか大きい。体長10〜15mmくらいの大きさだろうか。翅を入れると5cmはあるだろう。