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ハルカの昆虫記

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虫との関わりを中心に自然や生き物との向き合い、感じたことを記していきたいと思います。
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2019年10月の記事一覧

Sense of wonder【Day88】

任地55日目。 ※写真は最後にあります。 朝からお昼まで雨が続く土曜日。 昨日から引き続き、外に出たくてうずうずしていた。 午後になり、ようやく雨が止んだ。 それでも、降ったり止んだり。 晴れ間を見つけて庭に飛び出した。 誰にも邪魔されず、じっくりゆっくり生き物を探し、観察する。 足下の小さな世界に目を向けると、そこにはたくさんの小さな生命が存在していた。 アリが蛹を持って大行列を組み、巣の移動をしている。 テントウムシの幼虫が、葉っぱの上をのそのそ歩いている

下を向いて歩こう【Day87】

任地54日目。 2週間のテストがようやく終わった。 最終科目だけあってフランス語のテストは、ほとんどの生徒の集中力が皆無であった。 途中からテストどころではなかったが、テストが終わる開放感に溢れかえっていた。 もちろん、先生たちも長い長いテストがようやく終わり、ひと段落である。 放課後はテストのパッキングをしていた。他の学校と交換して採点を行うようである。 さて、私はというとエマ・マリスさんのTEDを見てから外に出たくてうずうずしていた。子どもたちと同じ気持ちであっ

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Nature under the feet

ガシュクイ大量発生‼︎【Day78】

任地45日目。 ※大量の虫の写真が出てくるので注意。 朝起きたら、玄関と裏口に無数の羽が散らばっていた。 外を覗くと、さらに大量の翅が落ちていた。しかも翅だけで本体がいない。 全て翅である。虫がいてもゾッとするかもしれないが、翅だけでもゾッとする。 家の外に出てみると、なにやらガードが我が家の猫に本体である虫を与えていた。うめちゃんが、美味しそうにむしゃむしゃ食べていた。 なかなか大きい。体長10〜15mmくらいの大きさだろうか。翅を入れると5cmはあるだろう。