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通信制大学――高卒非正規からの脱却の一歩

 以前、Noteにも書きましたが、大卒の資格を手に入れて一番変わったのが正社員になれたこと。結局、正社員の応募要項に「大卒」という条件があると、――いくらホントに実力がある人でさえ――書類選考で落ちてしまいます。だったら、選考基準に乗っかるしかないですもんね。

 通信大で学ぶようになったら、極力楽しんでほしいです。
 そのためには学校名で選ぶのではなく、学びたいことから学校を選ぶのをお勧めしたいです。自分の興味あることの学びは本当に楽しいです。そうすると成績は普通についてきます。必修で興味ない科目を取らないといけないときは、高校と同じ暗記でした。泣けましたね。

 一番最初にこれだけは! というならレポートの書き方の本を読んでいただきたいです。学校によってはレポートの書き方のチュートリアルがあるかもしれないですし、コピペは何文字までとか途中で書き方の指導が入るかもしれませんが、書き方を知らないのと知っているのではレポートの仕上がりに大きな影響が出てきます。参考文献の著者に「先生」付けをしている人もいました。オイオイって感じだけど、担当教授の著作物からの引用だから呼び捨てなんて! っていうのもあったのかも。何も言いませんでしたけど。

 通信大学のお楽しみはスクーリングです。スクーリングという名目で週末小旅行に出かけます。同じ目的を持った人たちと会話できる機会は貴重です。そこにはイロイロな人がいるわけで、良い刺激を受けた人だけじゃありません。
 ワタシが会ったヤバいヤツはこんな人たち。
・ディスカッションの時に一言も自分の意見を言わない。そのくせ提出物は他人の意見丸写しするヤツ。
・卒研の討議の最中に全くカンケーない資格勉強していたクソ親父。
・ひたすら私スゲー女子。
・成績が可と不可しかないと豪語するおっちゃん。まあ、不可は再試受ければ可以上に化けるからね。
 本当に卒業資格を手に入れるためだけに来ている人なんだろうけど、最後のおっちゃん以外は周りの人からも白い目で見られていましたね。教員の目も節穴ではなかろうに。
 定年過ぎから通信大学に入ったという、おっちゃんは「全く勉強しないから」と笑って言ってましたが、勉強嫌いな人がなんで大学に来るんだ? あ、大卒資格取るためか……。
 あと地方性もイロイロあるようで、東京はマウント女子が多すぎるといってわざわざ地方スクーリングに来る人もいました。
 まぁ、それを含めいい思い出です。
 楽しんでください。

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