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Art|火曜テーマ|January 2020-??

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毎日更新している僕のnoteには、曜日ごとにテーマがあります。このマガジンは火曜テーマ「Art」をまとめたマガジンです。 月 Life 生き方 火 Art 今週の1枚 水 Fo…
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Art|時空旅人別冊《孤高の画家 ゴッホ》で執筆しました

8/31に発売になった時空旅人別冊《孤高の画家 ゴッホ》(三栄、1200円・税込)で執筆を担当し…

Art|残念に修復された?フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、本当に残念なのか

ドイツのドレスデン美術館に所蔵されているフェルメールの作品《窓辺で手紙を読む女》の修復が…

Art|名画は誰が決めるのか

アルベール・ベナールというフランスの画家がいます。日本ではあまり知られていない画家ではあ…

Art|技術が表現を支え、表現が技術を必要とする

東京・四谷三丁目のArtcomplex Center of Tokyoで開催されているプロレスをテーマにしたグルー…

Art|アンリ・ルソー《婚礼》

アンリ・ルソーは、ルノワールの3歳年下で、ほぼ印象派の画家たちと同じ年代である。もともと…

Art|幅45m、高さ7mの巨大スクリーンに映し出された若冲の鶏の間で、あなたは何を感…

現在、東京・大手町の大手町三井ホールで開催中のデジタルアート展「巨大映像で迫る五大絵師」…

Art|展覧会ではなく祈りの場だった「国宝 聖林寺十一面観音 ― 三輪山信仰のみほとけ」展

東京国立博物館で開催されている特別展「国宝 聖林寺十一面観音 ― 三輪山信仰のみほとけ」に行ってきました。 十一面観音という響き、それは千手観音とともになぜだか惹かれてしまいませんでしょうか。 僕は、顔が11面もあるにも関わらず、バランスのよいシルエットから(千手観音は、手がたくさんあるので、どうしても人型像としてはバランスが悪い気がするのです)、とくに好きな仏像のひとつです。 国宝の十一面観音は7体。この微妙にコンプリートできそうな数も心地よく、仏像好きも講じて企画を

Art|クレラー=ミュラー美術館

オランダの中央部にあるデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園の一角に、クレラー=ミュラー美術館は…

Art|プラド美術館の思い出

マドリードにある国立のプラド美術館にいったのは2017年のこと。スペインには、100年ごとに大…

Art|未発見の小惑星と屈折する星屑

みなとみらい線の馬車道駅からすぐのBankART KAIKOという場所で、伊勢市クリエイターズ・ワー…

Art|京都・法然院、ガラスの枯山水、西中千人さん

京都・東山、琵琶湖疎水という小川の南禅寺から銀閣寺を結ぶ「哲学の道」と呼ばれる小道の途中…

Art|オーギュスタン美術館、フランス・トゥールーズ

はじめてのフランスは、2014年。シュドウエスト(南西部)地方のワイン取材でした。 ロートレ…

Art|パリーリヨンーマルセイユ、旅した画家たち

フランスは、ヨーロッパの先進国とくらべて鉄道の発達が遅かったそうです。 1840年代から整備…

Art|印象派が描いた行楽地に、移動が外食の本質であることを見る

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか? 緊急事態宣言下でありますが、テレビのニュースでは東京へ向かう高速道路の渋滞状況を報道しています。 みなさん、郊外の行楽地で余暇を過ごして、都会にもどってくるわけですが、こうした「レジャー」は、産業革命によって、農村の人々が働き口のある街に住むことになったことで生まれたもので、近代的な都市の誕生と関係しています。 都市の誕生、蒸気機関車の登場がレジャーを生んだ農村の人々が、都市部にできた工場に働きにでたことで、近代的な都市が生