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A07:クラウディア・マルティネス・ガライ

《・・・でも、あなたは私のものと一緒にいられる・・・》
(《... imaywanpas quidakuwakmi ... (... but you can stay with my stuff ...)》)

難しいが味わい深い展示だった。僕はひっくり返った犬🐶?猫😺?が好きです。
(10/14 真黒野差実(まぐろのさしみ))


侵略された過去を持つペルー

断片的なモチーフは破壊されたイメージを静かに伝える
自身のルーツを愛おしむような静かな展示風景

遠い過去の独白
美しく誌的な映像が印象深い
(8/18 夜宮)

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A07_まぐろのさしみ

©まぐろのさしみ

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©️竹内久生

クラウディア・マルティネス・ガライ
1983年アヤクーチョ(ペルー)生まれ
アムステルダム(オランダ)拠点

ペルーの歴史に関連した社会・政治的問題に関心を寄せて制作活動を行う。人々が生活で用いる道具やその使い方に、植民地主義がいかに影響を与えたかに着目し、その製造/保存/変容/流通のプロセスを問い直す。戦争やテロに利用された図像や、ヨーロッパが侵略する前の伝統的な南米の工芸品や儀式を思わせるモチーフを、複製/変形/解体/再構成した作品は、人々が歴史を解釈するために手がかりとするイメージがいかに戦略的に創造されたかを研究した結果である。彼女は戦争(戦後)、植民地化(脱植民地化)、記憶と追悼の関係を探求しながら、歴史を認識する(あるいはしない)瞬間の内にこそ、自作を位置づけたいと考えている。
(あいちトリエンナーレ2019公式サイトより抜粋)

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