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A61:ミロ・ラウ(IIPM) + CAMPO

『5つのやさしい小品』

ミロ・ラウ「5つの小品」はまるで、作品世界で扱われている植民地主義をめぐる記憶や表象の問題と、あいちトリエンナーレをめぐる今日的状況が呼応し、多重構造の演劇にさらに層が加わったみたいで、クラクラした。
(12/15 長山智香子)

ミロ・ラウ(IIPM)
1977年ベルン(スイス)生まれ
ベルリン(ドイツ)拠点
スイス人の演出家、作家。2018/19シーズンからNTGent劇場の芸術監督に就任。パリで、ピエール・ブルデュー、ツヴェタン・トドロフのもと社会学を、ベルリンでドイツ語とロマンス語を、チューリッヒで文学を学ぶ。2002年以降、50以上の演劇や映画、本を創作するなど、様々な活動を行う。これまで、ベルリンのテアター・トレッフェン、アヴィニヨンフェスティバル、ヴェネツィア・ビエンナーレ、ウィーン芸術週間、クンステン・フェスティバル・デザールなど主要な国際フェスティバルに参加し、世界30カ国以上で発表している。(あいちトリエンナーレ2019公式サイトより抜粋)

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