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T06b:アンナ・フラチョヴァー

《アセンション・マークⅠ》

顔が凹み体は溶け手や脳も別。萩尾望都の漫画に「テレパシーで会話するエスパーは身体が必要ないゲル」という台詞があった。
情報網が世界を覆う今、未来に「人」は居るのか?要るのか?パステル調ホラーだ。
(10/2 夜宮)


理想的な影が手描きされている!
天気がもう少しいいときにまた見たい。
(9/11 かしゅらって)

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©️竹内久生

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アンナ・フラチョヴァー
1984年スシツェ(チェコスロバキア[現チェコ])生まれ
プラハ(チェコ)拠点
古代神話や東洋思想、チェコの伝統文化や美術に、SF的想像力を織り交ぜた表現を展開する。彼女の彫刻は、生き物から家庭用電化製品まで、有機物と無機物が異種混交した、地球外の創造物のように見える。それは、健康で美しい身体が理想的な社会を象徴した社会主義時代の芸術を参照しつつ、技術の進化が社会や生態系の急激な変化をもたらす未来を予見しているかのようだ。セメントやアルミニウムなどの工業用素材と、ミツバチの巣や草花などの天然素材を掛け合わせた彫像は、有機/無機、歴史的/未来的、残酷/自愛の間で、ユートピアともディストピアともとれる世界を描き出している。(あいちトリエンナーレ2019公式サイトより抜粋)

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