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《tsurugi》
《peak》

展示室に入った瞬間、その色と形の集積にわあっと声が出そうなくらい気分が上がった。隣で初々しいカップルも楽しげにいつまでも見ていたな。作業している作家の映像を見たら、生活臭のない場所だったので作家が創造主っぽく見えてきた。あっなるほどcreatorか。
(1/11 なお)


何層にもシルクスクリーンが重なり美しい立体へ。
遠目に見たフォルムと重量感、近寄った時の表情、その違い落差は、普通に「見る」という行為をクローズアップしているかのようでした。
(10/14 夜宮)


物質としてのメディウムの見せ方が斬新且つ単純にものすごい仕事量とわかり、目から鱗のような気分に。作品自体の見た目のカラフルさや見立ての面白さが魅力的で、相乗効果的に心が動かされる。展示空間全体に「それでなければならない」必然性が漲る、力強い作品
(9/17 ふう)

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今村洋平
1978年福岡県生まれ
神奈川県拠点
学生時代より一貫して、版画のシルクスクリーンという技法を用いて彫刻的な作品を制作。通常、シルクスクリーンで転写されるイメージは厚みを持たないと思われているが、繰り返し1万回近くも刷り重ねれば、インクの積層によって地形図のような造形が作られる。まるで3Dプリンターで作られる作品のようにも見え、作家はあたかもデータによって動かされる機械として活動しているかのようだ。だが今村の作品は構想段階で緻密に工程が決まっているわけではなく、様々なトラブルやエラーに都度対応しながら最終的に当初の構想を超えた形が生み出されている。今日、情報として流通する「画像」の物質的な側面に注目し、情報と手仕事との関係を、版画というアナログな複製技術を使いながら問いかける。(あいちトリエンナーレ2019公式サイトより抜粋)


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