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A62:ネイチャー・シアター・オブ・オクラホマ+エンクナップグループ

『幸福の追求』

近代芸術の価値観ってマッチョイズムに満ち満ちてるよね~~~っていうことをクリシェ満載で見せ笑わせる。一人語りで物語が進むが大言壮語な英語に耳も目(字幕)も乗るのが難しくて時々集中力切れたわたくし。しかし演者の集中力はすごかった。芸文小ホールぐらいのサイズが良かった気も。
(10/18 なお)


ネイチャーシアター・オブ・オクラホマを観た。アメリカって第二次大戦後の数年間を除いてほぼ継続的に現在まで軍隊を海外に送って戦争してきていて、そういう社会文化経済体制の中で正気を保ち続けアートを作り続けるのは本当にチャレンジだろうと思う。
(8/4 長山智香子)


ネイチャー・シアター・オブ・オクラホマ
2004年結成
ニューヨーク(米国)拠点
パヴォル・リシュカとケリー・カッパーが主宰。多数の受賞歴を誇るニューヨークのアート/パフォーマンス集団。「アンサンブル」として初めて共同制作したダンス作品『Poetics: a ballet brut』以降、「作り方がわからない作品を作ること」をモットーに、自らを不可能な状況に置き、自身の無知や違和感を出発点に創作を展開。その場にいる全員が当事者であることを要求するような不穏な状況を提示する作品づくりを目指してきた。身の回りの既製品、ファウンド・スペース(既存の場所)、ふと耳にした発言、観察から見出されたジェスチャーといった素材を過剰なまでに形式化する手法と、並外れた努力よって生み出された彼らの作品は、パフォーマンスの延長にある日常の現実や私たちが生きる世界への認識を変容させてしまう。
Webサイト
http://www.oktheater.org

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