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A63,T60:劇団うりんこ+三浦基+クワクボリョウタ

『幸福は誰にくる』

うりんこ+三浦基+クワクボリョウタそれぞれの特徴と魅力が全開の作品。戯曲はロシアの児童文学者マルシャーク。方言を使った演出が効いていて、役によって名古屋弁の人、ミックスの人、戯曲の翻訳のままの人がいる。三浦氏いわく後付けだが濃い名古屋弁の王様は某市ちょ(ryへのアイロニーになった
(10/18 なお)

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劇団うりんこ
1973年愛知県にて結成/愛知県拠点/劇団うりんこの創立は1973年。8人の若者が集まってつくった劇団。 うりんことは「猪の子ども」のこと。猪のように子どもたちのところへ真っ直ぐ走りたいという願いを込めて付けられた。以来、愛知、岐阜、三重の学校を中心に巡回公演を続け、今では全国、海外にまで活動の輪を広げる。子どもたちが自らの力で、自らの未来を創っていく上での「糧」となるような演劇を創りたいと活動を続けている。 Webサイト  http://www.urinko.jp/
三浦基
1973年福岡県生まれ/京都府拠点/地点代表、演出家。99年より2年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリに滞在する。2001年帰国、地点の活動を本格化。05年東京から京都へ拠点を移す。これまでの代表作にチェーホフ作『三人姉妹』、イェリネク作『光のない。』、『スポーツ劇』など。13年、アトリエ「アンダースロー」開場。11年度京都市芸術新人賞、17年読売演劇大賞選考委員特別賞、ほか受賞多数。著書に『おもしろければOKか? 現代演劇考』(五柳書院)、『やっぱり悲劇だった「わからない」演劇へのオマージュ』(岩波書店)。
Webサイト
http://chiten.org/
クワクボリョウタ
1971年栃木県生まれ/東京都拠点/アーティスト、IAMAS准教授。現代美術を学んだ後、1998年からエレクトロニクスを使用した作品制作活動を開始。デジタルとアナログ、人間と機械、情報の送り手と受け手など、様々な境界線上で生じる事象をクローズアップする作品によって、「デバイス・アート」とも呼ばれる独自のスタイルを生み出した。2010年発表のインスタレーション《10番目の感傷(点・線・面)》以降は、観る人自身が内面で体験を紡ぎ出すような作品に着手している。生活と実験のアートユニット、パーフェクトロンの一員としても活動している。
Webサイト
http://ryotakuwakubo.com

※上記3作家プロフィールは全てあいちトリエンナーレ2019公式サイトより抜粋

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