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T11:スタジオ・ドリフト

《Shylight》

優雅な花の群舞。人の美の感性は本質的には自然の模倣に尽きると思うけれど、その機械による再現が、外見だけでなく生命活動のメカニズムにまで及ぶ。それにしても降りてきそうで来なかったり、一瞬で蕾に戻ったりと気まぐれな態度は、シャイと言うよりは小悪魔っぽかった。
(10/15 ふう)


花の開閉をモチーフにしたという作品。寝転んでずっと見てたい。 スカートのようだという友人の感想に確かに、と納得
(10/5 河原行三@あいトリ楽しいbot)


天井からつり下げられた白い布が不規則なリズムで上下する様は花のようでありシフォンのドレスのようであり。つい繊細な美しさに魅入られ心を添わせつつ、でも機械なんだよなあと複雑な気分に。人間、自然の再現になぜ弱いのか。
(10/2 なお)

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©️竹内久生

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スタジオ・ドリフト
2007年アムステルダム(オランダ)にて設立 /アムステルダム(オランダ)拠点
ロネケ・ゴルダイン(1980年生まれ)とラルフ・ナウタ(1978年生まれ)により2007年に設立。芸術家、デザイナー、建築家、技術者、プログラマーのチームで構成されている。自然界から複雑な知恵を得て、現代の技術を駆使することで、感情レベルで環境と人同士を結びつける実験やパフォーマンスを展開。鳥の飛行パターンや、花が開閉する仕組みなどの自然現象から抽出されたデータを、環境デザインとして詩的に提示する試みに注目が集まっている。近年その領域横断的な実践は、ドローン・ショウ《フランチャイズ・フリーダム》のような、よりスケールの大きいインスタレーションに移行している。(あいちトリエンナーレ2019公式サイトから抜粋)


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