A65:モニラ・アルカディリ
『髭の幻』
伊賀のカバ丸が好きすぎて日本に留学してたクェートの作家。日本語でアラブ世界と日本をつなげられる希有な存在。ステイトメント(必読)も髭男たちとの掛け合いもアラブの詩の伝統を思わせ美しい。ただ作品は公演という形式より映像インスタレーションの方が締まったんじゃという気も。
(10/14 なお)
霊媒師に「あなたには40人の先祖の霊が取り憑いている」と透視された体験から始まるその公演は、日本の霊的な感覚やアラブの詩的なやりとりを行き来する抽象的なもの。
(9/7 武藤隆)
モニラ・アルカディリ
1983年ダカール(セネガル)生まれ
ベルリン(ドイツ)拠点 /Webサイト
https://www.moniraalqadiri.com/ (あいちトリエンナーレ2019公式サイトより抜粋)
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