《その後を、想像する》
「こうすると、こうなるよね」と、普段誰もが経験によって当たり前に予測してしまう現象を、切り分けて見せる事で「はたして本当にそうなのか?」という大前提の疑問があぶり出されてくる。人の想像力は経験によっても形作られる。それを意識させられる感覚が新鮮だった
(10/6 ふう)
粘着面が上になってるし光沢はないし、同行した二人も何のテープかわからなくて不思議に思っていた。
シュアーテープという撮影現場では知られてるものだったのか。
(8/18 かしゅらって)
菅俊一
1980年東京都生まれ
東京都拠点
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。在学中より佐藤雅彦研究室で「ピタゴラスイッチ」などの番組に関わりながら、人間の知覚能力を適用した新しい表現について探求。乳幼児向け知育玩具メーカーで商品企画に携わったのち、現在多摩美術大学で教鞭を執る。「2355/ 0655」映像制作や、21_21 DESIGN SIGHTで行われる展覧会のコンセプト設計・ディレクションに関わるほか、行動経済学の面白さをマンガや実験的な構成で表現した『ヘンテコノミクス』、彼が自身に課すルーティンをまとめた『観察の練習』など著述でも高い評価を受ける。彼の作品の何の変哲もない線や図形やその配置に、私たちの視線や関心がたやすく誘導される体験は、その後の世界の見方を一変する。(あいちトリエンナーレ2019公式サイトより抜粋)
▼ほかのレビューを見る▼
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?