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《声枯れるまで》

映像を2部屋で2段階に組んで見せ、1部屋目にいる時も奥の部屋から名前を叫ぶ声が聞こえるのが印象的。普段抑圧されている感情を解放するようなカタルシスがあり、感情移入できる流れを持つので心が動く。自分自身を偽らざる自分へと取り戻すことの尊さ複雑さを思う
(10/31 ふう)


出演者の魅力に尽きるなあと思った。作品の外にいる同じ立場の声なき人たち(同じことで今悩んでいる人、同じことをしたけど笑って話せない、話す言葉をもたない人)のことを考える。
(10/8 なお)


自らの意思や感情で、性別を変え、名前も変える決断をした3人のトランスジェンダーへの情あふれるインタビューによるドキュメント。
(8/19 武藤 隆)

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©️竹内久生


キュンチョメ
2011年東京都にて結成
東京都拠点
ホンマエリとナブチの男女二人によって結成されたアートユニット。自らの嗅覚と欲望に従って国内外各地に中長期にわたり滞在し、行為(アクション)、リサーチ、インタビュー、映像制作を繰り返しながら、その土地の最もコアな現実に切り込んでいくスタイルで活動している。これまで福島、石巻、沖縄、香港、ベルリンなど、社会の分断を抱えた地域での活動を、主に映像インスタレーションとして発表。科学や論理を超えてなお人々が信じようとする「現代の信仰」の対象を探り、そこに渦巻く感情や真実をあぶり出す作品群は、加害者と被害者、当事者と非当事者、善と悪の境界線を揺さぶり、詩的かつユーモラスに異次元へと昇華させる。(あいちトリエンナーレ2019公式サイトより抜粋)

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