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『House of L』

評判良いらしいので安心して書くけど、サエボーグの中身は人が入ってるのに、ダンスの時以外は四つ足で歩く小柄な豚が怖かった。愛想よくしていても、リアルな動物に近い形と動きは、既にくびれから肋骨がちらちら見えてた子たちがいて結末が予想できただけにすごく怖かった。
(9/7 かしゅらって)


クィア的なクラブ文化だよねコレ。これをデパートメントHから持ってきたとしたら、キュレーターもアーティストもいろんな意味で突き抜けてる。デパートメントHで何でもありのパーティのノリで観たら、相当盛り上がる様子が目に浮かびます。
(9/3 HANAMI Tadashi)

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サエボーグ
1981年富山県生まれ
東京都拠点
自らの皮膚の延長としてラテックス製のボディスーツを自作し、装着するパフォーマンスを展開。性別などの固定化されたアイデンティティや、人間の身体そのものを超越したいという強い願望を原動力に、雌豚や害虫を玩具的にデフォルメしたボディスーツに身を包み、生態系の最底辺の生き物たちが織り成す遊戯的なディストピアを作り出す。そこでは、生殖や出産を管理され屠殺場に送られる家畜たちの世界が、無邪気な明るさゆえのアイロニーとして提示される。これまでの全作品は、東京のフェティッシュパーティー「Department-H」で初演された後、国内外の国際展や美術館で発表されている。(あいちトリエンナーレ2019公式サイトより抜粋)
Webサイト
https://saeborg.com/

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