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《抽象・家族》

テーマに「複数の人間が、過去、現在、未来において、ある出来事や経験を共有することは可能か」という問いを掲げており、その複雑な文脈を断片的に可視化させて観客に投げかけているような印象。個人的にはその場で経験するスケール感や自分が囲まれているモノたちを強く意識した
(10/5 ふう)

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田中功起
1975年栃木県生まれ
京都府拠点
「複数の人間が、過去、現在、未来において、ある出来事や経験を共有することは可能か」という問いをめぐり、記録映像やインスタレーションの展示、テキストによる考察、トークや集会の企画など多様な方法で探求している。撮影のために組織される仮構の共同体で生じるズレや失敗も含め、個人や集団の営みを凝視し、その内と外にある社会、歴史、制度を含めた考察そのものを作品の一部として開示。その根底には、現代アートを取り巻く既存の枠組みや制度を検証し、再定義しようとする批評性が貫かれ、作品制作と並行して執筆や言論活動も精力的に展開している。(あいちトリエンナーレ2019公式サイトより抜粋)


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