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T07:シール・フロイヤー

《Fallen Star》

星といえばというボランティアの方の問に「デヴィッド・ボウイ」と答えている人がいて、解釈は人それぞれと感じた。
(10/5 河原行三@あいトリ楽しいbot)


頼りなげな星形がひとつ床に落ちているだけであまりにささやか。つい直接的に言及している何かがあるのだろうとキャプションを読んだがそうではないらしいと思った途端、そのささやかさが大切に思えて星に手を伸ばした。その瞬間それは消えてしまった。
(10/1 なお)

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©️竹内久生

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シール・フロイヤー
1968年生まれ英国籍
ベルリン(ドイツ)拠点
コンセプチュアル・アーティストである彼女は、映像やインスタレーションによって、作用と推測、文字と意味のずれを試すような方法で日常の些細な状況に対して巧妙な演出を介入させる。例えば《Light》(1994)では、電源から外された電球を4つのスライドプロジェクターによって点灯しているように見せかけたり、また《Fallen Star》(2018)という作品では、部屋の真ん中に置かれたスライド映写機から天井に向けて投射した星を、鏡に反射させて床に落としたりする。鑑賞者は思わず2度見をして、独特のユーモアを伴った彼女の簡潔かつエレガントで詩的な仕掛けに魅了される内に、世界に対する認識を新たにする。(あいちトリエンナーレ2019公式サイトより抜粋)


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