はじめに

ぼくは、自分が何者か、何をしたいのか、「自分」を毫も知らない。そもそも、「自分」と言えるようなものが、まだ存在しないのかもしれない。「自分とはこんな人間だ!」とはっきりと断言する果断さもない。

「若い人の特権は、何者でもないこと」

スタジオジブリの鈴木敏夫さんの言葉を頭の中で反芻する。「何者」でもないからできること、誰かを真似る、吸収する、その中で「自分」を発見する、こういう過程が大切ということだ。

分かる、分かるんだけれども、納得し切れない。

さて、どうしよう。

まずは、自分が考えたこと、感じたことを、ここに残そうと思う。それは、紛れもない「自分」の一部だから。

書き続けることで、何か発見できればいいや!、くらいの気持ちで書きます。

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