壊れて壊して得ていく

初めて言葉を喋ったとき、初めて自分でご飯を食べた時、初めて一人で電車に乗った時、初めて友達ができたとき
生まれてからずっと成長とは積みあがっていくものだと思っていた
物心がついて大人になっていくとき、一番苦しかったのは自分で選択して判断していくことだった
これまで感情で選択してきたものが多かったからかもしれない
それはそれで良いんだけど方法は増やす必要があると思う
そういった気づきの中で昔感じていた価値観が壊れて新たな価値観を迎える
それがどうしても積み上げられているとは思えず
自分から壊したり、意図せず壊れたりの繰り返しをわたしもわたし以外もやってここまできているんだなって思って
わたしは積み上げてきたものというよりかは再スタートのように捉えている

友達の脚本を読んだ今日
気付いたら泣いていた