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起業は私と両親の夢〜父親の背中を追いかけて〜

自分が起業した影響は多分に父親の影響があります。自営業で子供の頃から仕事に追われ、ほとんど家にいなかった父親ですが、たまに一緒に過ごす時間が一番の楽しみ。

家では寡黙でいつも難しい顔をしていた父親です。怖かったり、人を寄せ付けない雰囲気満点の父親でした。それと対象的なのが母親、自由奔放。

私はどちらかと言えば母親の影響が強く子供の頃から、芸術や文化などに親しんできたのですが、父親からはいつも仕事の話をされて辟易としていました。

父親は自分の仕事を子供に継いでもらいたかったようですが、私は父親の苦労している背中をずっと見てきましたので、ずっと拒否してきました。自分には自分の夢がありましたから。その点に関してはこちらをご覧ください。

しかし、父親から【お前の性格ではサラリーマン長く続けることは無理だからいずれは起業しなさい】って言われ、???って感じだったけど、長い月日が経つとその言葉の意味が段々とわかるようになってきました。

氷河期世代だった自分は、30前後でリーマンショック、35歳前後で東日本大震災、そして今回はコロナ騒動など、人生の節目のタイミングで大きな社会的イベントに巻き込まれてきました。

自分で食べていけるスキルを身につけることで生き残っていくことを考えた私はITを猛勉強。なんとか、現在まで食いつないできました。

そして現在フリーランスとして小さいながらも起業する夢を実現することができました。製造業をやっていた父親の影響から人を使ったり、設備投資に多くの費用がかかるビジネスはおこなっていきたくなかったので、固定費を最大まで削減できるビジネスとしてIT関連のビジネスを選んできました。

しかし、親子だなって思うのはビジネスマンとしての父親の側面を半分もらいながら、同時に芸術面に高い感性を持つ母親の両方を受け継いで仕事ができているという点です。

長い人生、転機は何度か訪れます。そのなかで、自分は今がベストなタイミングかなって思って毎日頑張っています。noteで知り合えたかたとの交流も自分にとって大きな支えです。

これから日々精進の毎日ですが、頑張って自分らしい夢や人生を叶えていきたいなって思っています。

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