副業について(2)

ネットには副業の情報が溢れていますが、どれが自分に合っているか、現実的か、の判断に迷うと思います。そこでここでは溢れる情報の中からどうやって自分が取り組めるものを絞り込んで決めていくか、について話をすることにします。

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とりあえず、以下の命題を挙げるので、自問自答してみてください。

(1) 目指す生き方、生活のイメージは?

本業を捨てる気はなく収入を補完すれば御の字と思うか、軌道に乗れば今の本業を辞めるつもりはあるか、人を雇って業務拡大を目指すのか、等々の事業規模を最初にイメージしておくと良いでしょう。最初から大企業を目指すのは現実的ではないですが、人間の思考って知らず知らずにリミットを掛けるのでいつも小さく纏まる考え方をしていると大きくはなりません。これは現実。

(2) 自由になるお金は幾らあるか

万が一なくなっても生活を続けられるか、と言う意味です。

(3) 今現在の自分の得意ジャンル、スキル、は何か

今スキルがあるならそれを伸ばせばいいでしょうが、これからスキルを身につけようと思うなら、興味のあるものでないと続きません。私自身もともと技術者で人に物を売った経験はなかったし、ある程度枠を超える必要はありますが、知識のない状態でこれから6年かけて医者とか弁護士になろう、って言う人は相当特殊なのでここでは述べません。

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あと、違う切り口で、ビジネスのジャンルを次のように分類してみます。

(1) 属人性の強いもの

要は個人の特性に依存するもの、です。資格が必要だったり特殊なスキルを持っているとか、あるジャンルではちょっとした有名人であるとか、親類縁者に頼れる人がいるとか、資産を持っていたりとかです。

そもそもそんな人はこんな文章読んでないでしょうから、今会社員でこれから副業何をしようか、なんて人は貯金を貯めるか、スキルを身に付けるところから始めることになるのが普通ですね。スキルならプログラマーや動画編集が今熱いようです。ある程度自由なお金があるなら株式か不動産投資でもいいでしょう。

(2) 属人性の薄いもの

(1)の逆で、他人・他社ブランドを利用させてもらう、と言うことになります。メーカの代理店みたいな立ち位置ですね。広告、金融、不動産、物販、等々は全部これだと思います。中には有名店とかインフルエンサーと称して(1)と(2)を兼ねる人はいますが、そんな超人的な特殊な人を目指す人はこんな文章を読んでませんから対象外です。

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ちょっと抽象的でわかりにくかったかも知れませんが、変なネット広告に引っかかる前に、頭を整理する意味でこんなことを思い出してみると良いかも知れません。

今日はここまで


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