物販の作業に関する考察

前回在庫について、最初は小さく持って適正量は試行錯誤で決めていくしかいい方法がない、それにはPDCAサイクルを早く回すのが良い、ということについて書きました。

では今回は次に、物販の流れ、作業について整理して、この試行錯誤のサイクルを早く回すにはどうしたらいいかについて考えてみます。まず物販の流れです。(プラットフォームとして代表的なヤフオクを例に挙げますが他のプラットフォームの場合は適宜読み替えてください)

①何を仕入れるべきかリサーチします

②仕入れます

③品物が届いたら検品して商品説明を書きます

④商品の写真撮影をします

⑤出品して落札されるのを待ちます

⑥代金が払い込まれるのを待ちます

⑦発送して受け取り連絡を待ちます

⑧自分の銀行口座に移して1サイクルが終了です

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②〜⑧まで現金が商品に置き替わっているので、このサイクルをなるべく早く回さないといけないことがわかります。ではどうしたらいいか?

ひとつには専門業者に任せることです。写真撮影、保管、発送、を代行してくれるところがあります。

もうひとつには、売れやすい商品説明を書いて、売れやすい値付けをすることです。

「売れやすい商品説明」とは、悪いところを隠して良いところだけ書けばいいのか?というとそんなものはクレームになるだけなので、悪いところはしっかり正直に書くことをお勧めします。売り逃げはできないので、長続きする方法で愚直に取り組むべきです。

「売れやすい値付け」について。傾向として安ければ早く売れる、高ければ買う人が現れるまで時間がかかる、と言えます。筆者の手法は、最初は高めに設定して、一定期間待って売れなければ段階的に下げていく方法をとっています。安く設定すると(例えばヤフオクで1円から始めるなど)、想定外に安く買われてしまうことが多かったのでこの方法に落ち着きました。ここで出品者がコントロールできるパラメータは①初期値、②待つ期間、③落札されなかったときの下げ幅、の3つです。この3つをコントロールすることで出品から落札までの期間の長短を調整できます。

そして3つめ。出品や分析用に便利なツールが色々リリースされています。これらを使うことで間違いが少なく作業時間が短縮されます。('22.8.14追記)

以上、物販の作業を概観してみました。

ここまで


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