うまれてから

子どもが生まれてからの日々を書き留めようと思いながら、そうする余裕がなかった。(時間、というよりは心の余裕。じっくり考えたり、集中して読んだり、ぼーっとしたりができなくなった。)もうすぐ100日が経とうとしている。
子どもは可愛い。笑った時、泣いた時、不満げな時、全部可愛い。すごいなぁと思う。最近生まれたばかりなのに、もう色々感じて表現できるのね。生きている、それだけで素晴らしいって、こういう気持ちなのね。

「愛される人になってほしい」と、よく、生徒に思って伝えてきたけど、子どもが生まれて同じように思ったかというと、ちょっと違った。「世界を愛せる人になってね」と思うし、彼女が愛せる世界をつくりたいと思う。彼女の毎日が、いろんな「大好き」で満ちていてほしい。物事のいろんな面を見ることができて、「こういうところが好きだな」と思える人になってほしいと思う。私も、そんな生き方をしよう。

産後3ヶ月目にガタッとくるよと言われてたけど、本当にそうだった。3ヶ月を迎える少し前、ゴールデンウィークの前の週、気力がなくなってしまった。その前の週は抱っこ紐でお買い物行ったり、楽しんで夕食を作れたり、自分で納得できる過ごし方をしてたのに…。ずっと眠くて、ぼーっとして、外に出たくない、そんな状態になった。娘と昼寝をした日もあった。それでも全てを投げ出して休むのは難しく、心から休憩できてない。週末になって、夫に任せて夜1人で寝たら、少し元気になった。睡眠不足か。
だるい状態だと、心が麻痺してる感じがした。目の前の娘が愛しくて可愛くて大切で、心動く瞬間ばかりのはずなのに、集中できない。笑顔になれない。そしてそのことが辛くなってますます顔がこわばってくる。
夫を見てると、楽しんで娘と接しているのがわかる。羨ましい。私が哺乳瓶を洗っている間に、娘を笑顔にする夫。接している時間は1番長いのに、私はあんなに笑わせているか?笑顔見れてるか?平日たいくつさせてないか?彼女が元気な時間に遊べてない罪悪感がずっとあった。
しっかり夕寝をした後、とてもご機嫌でニコニコする娘を見て、寝るのは必要なことだとやっと思えた。

手探りで、毎日過ごしています。
娘はぷくぷく、ニコニコ大きくなっていきます。
一瞬一瞬を覚えていたい。強烈な記憶として忘れずにいたい。そのためには、わたしの心の弾力を保つのが大事。だから、寝れるときに寝て、休めるときにしっかり休む。そう決めた。

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