転院後の移植と初期流産

不妊治療の再開と転院

死産から復職をし、次の妊娠に向けて少しでも早く動き出さないと気がおかしくなりそうで、私は転院先の病院の予約を必死で取ろうとしていました。
ここ1年、不妊治療が保険適用されたことや薬品の供給が安定的でなかったため、多くの不妊治療クリニックが初診が何か月待ちという事態に陥っていました。そんな中、なんとか予約がとれて、転院先での採卵スケジュールに向けて進んでいました。

しかし、そのころ通い始めた不育症のクリニックで胎盤のようなものが残っているから詳しく検査した方が良いと言われてしまい、娘を分娩した病院へ紹介状をもって受診することになりました。不妊治療のクリニックも少し、エコーのうつり方がおかしいと言っていましたが、分娩した病院で不妊治療再開してOKと言われているのであればとのことで採卵をしてくれました。

胎盤が残っている…

胎盤が残っていることが判明し、これでは妊活してもうまくいきませんと言われてしまいました。そのとき、「何で1か月健診で不妊治療再開していいって言ったんですか?」と診察で聞いたら、「1か月健診では細かくは見ないので・・・」と言われてしまい、ちょっといらつきました。こっちはどんな思いで不妊治療に挑んでるのかわかってるの?妊娠してからしか知らないから平気でそういうことが言えるんじゃないの?って心の中で思いました。


そして胎盤ポリープのオペをすることになったのですが、分娩した病院ではできず、都立の病院で受けることに。
でも都立病院の先生は非常に快活な先生で良かった。そこから生理をまって、やっと移植になりました。(採卵だけは無事にオペ前にできました)


移植から妊娠判定、流産・・・

やっと移植スケジュールに入りましたが、なんと移植日が娘と同じだったんです。
そのため色々、1年前の妊娠中のできごとを思い出してしまい、妊娠判定で陽性をもらいましたがまた流産、死産したらどうしようという不安が大きく、不眠が続き、つわりなのか体調不良なのかわからない日々が続きました。
胎嚢が確認できたところで不育症のクリニックに行きましたが、胎嚢の大きさは問題ないけど、胎嚢の中に赤ちゃんが見えないと言われてしまい、様子見になりました。
そしてその1週間後、不妊治療のクリニックで稽留流産を告げられました。
凄く悲しかったけど、流産するかどうかという不安な1週間が1番のストレスでした。なので久々に少し、その夜は寝られました。

8月の連休明け稽留流産の手術をしてもらい短い3回目の妊娠生活は終わりました。
今回の妊娠で私は流産絨毛染色体検査(POC)をしてもらいました。


結果は染色体異常なし。おそらく前回の娘の死産も染色体異常はないだろうと言われていてどうやら赤ちゃんが出産まで至らない原因は私にあるようでした・・・・そうだろうろいう気持ちもあったけれど、ごめんね、私の元に来なければこうはならなかったねという気持ちです。




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