夢を見た どんな夢だったか 全然覚えてない すごく心地よかった そんな氣がするのだけど 目が覚めて すごく良い夢見た 起きたら書き留めよう そう思っていたのに 二度寝して消えていった どんな夢だったの？ 説明したいけど 説明しようがない 感覚があるだけだから 言葉にしないとだめ？ 言葉じゃないとわからない？ 言葉にしたらわかる？ ほんとにそれで伝わるの？ 言葉にしたってしなくたって 伝わるものは伝わるし 伝わらないなら伝わらない 無理して伝えなくて良いよ わかってもら
汚れた人混みの中を 掻き分けながら歩き 弱くうつろな視線は 暮れゆく空を見てた 窮屈なあの部屋の中 かすかな希望の先に 笑顔が溢れる日々を いつも思い描いてた 楽しかった日々 出会った時からずっと それが続くはずだと 頑なに信じ続け 氣づいたときにはもう 想い出しか残ってなかった 長い月日をかけて 溜めこんできたものを きれいに手放して 新しいあしたへ向かう どんな景色が見えるのか 想像もつかないけれど ......... しごとで抱えたストレス 振りまきながら過ご
街の景色も 人の心も 全てがすべて 冷たい闇に 覆われてゆく 四角い箱に 心閉じ込め 寂れた杜(もり)に 彷徨い歩く 落ちぶれた影 無くしたものを 探し求めて たどり着くのは あの懐かしい 愛の御社(みやしろ) 闇を開いて 鳥居をくぐり お宮まいりを 共にしましょう 愛のお宮の ……… 光も陰も 良きも悪しきも 全てがすべて ない混ぜにされ 堕(お)とされてきた 心の中の
疲れ切ったあなたを 目の前にして 私は何もできない 何もしてあげられない 無理などしていないと 繰り返しても 力のない言葉は 心に悲しく響く あなたへの溢れる想い 今すぐに届けたい あなたの全てを抱きしめ 苦しみを無くしたい だけど私には そんな力がない ただ、ひたすら希う あなたが幸せであるように ただ、ひたすら祈る あなたが安らかであるように ただ、それだけ 他には何もいらない ……… 遠
あなたと私 なにゆえに いつも一緒に いるべきか ひとりで居ても 生きられる なくてはならぬ わけもなし すべてのことは 不要不急 生きてることも 不要不急 誰かが死ねば 役割を 別の誰かが 代わるのみ ……… 小中高と 変わらずに 毎朝起きて 支度して 通い続けて いるけれど いったい何を 学ぶのか すべてのことは 不要不急 勉強なども 不要不急 学校などに
なにげない街並み 見慣れたこの景色 ふとした時に 想い出す いつも一緒にいた あの頃のこと 心が切なく 締め付けられる もう戻りはしない ゆかしい日々が 脳裏をよぎるたび… けれど いつも楽しかったわけじゃない だけど いつも苦しかったわけじゃない ただ たくさんのときを 一緒に経験してくれた ただ それだけのことが ほんとにかけがえない記憶 だから ずっとこの氣持ち忘れない ずっとい
心配すればするほど 心を傷つける 知りたいと思えば思うほど 心は遠ざかる わかっていると思った けれど何一つ 伝わるものがなかった 長い長い時を 重ねて来た想い出が 遥か遠く遠く 手の届かない彼方へ 離れていたことに 氣付くことが出来なかった 今でもずっと変わらない 大切なこの氣持ち そこに嘘などなかった たとえ分かり合えなくても 大切なこの氣持ち この先も抱いていく 永く永く ずっとずっと
私の作詞の曲も演奏されます。 邦楽器の生演奏による、音楽芝居です。 ♪♪♪ 音芝居『春琴抄』 ～おと しばい しゅんきんしょう～ 原作 谷崎潤一郎 ２０１９年 １２月１２日(木)～１５日(日) 劇場 オメガ東京 杉並区上荻2-4-12 B1F (ＪＲ荻窪駅下車徒歩7分) 日程 12月 12日(木) 19時半 13日(金) 14時半・19時半 14日(土) 13時 ・18時 15日(日) 15時 （開場は開演30分前） チケット
