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アイスランドでの心地いい音

2019年8月の10日間をアイスランドで過ごしました。そこで聞こえてきた心地いい音についてのお話です。

きっかけ

旅行とハイキングが大好きだった私は、当時インスタグラムで次の旅行先を探すことにはまっており、日々検索しまくってました。友人がアイスランドよかったよと言っていた+当時購入した山岳雑誌にlandmannalaugarトレイルの写真があって気になっていたということもあり、検索てみました。
すると・・・
 ・今まで見たことないような景色がどうやらたくさんあるようだ
 ・アイスランドそのものに対する情報量の少なさ
ということがわかって(わからないことがわかった)、引き込まれてしまったので、早々に行くことに決めました。

早速首都レイキャビクに

空港に到着するやいなや、雄大な景色に見舞われ、呆気にとられました笑。火山灰むき出しの真っ黒い土地、たまに濃い緑の苔が生えた大地があり、また火山灰の真っ黒な土地・・・、高い建物が一切なく、木がほぼなく、土地一面が遠くまで見渡せます。
滞在3日目くらいにやっとアイスランドの刺激に慣れてきて、次第にまわりのことが見えるようになっていました。

アイスランド語

スーパや雑貨屋さんなど、レイキャビクの街をウロウロしていると聞こえるアイスランド語。皆さん観光業を生業としているので、英語が堪能ですが、地元民同士で会話をする際は、アイスランド語を使います。
中国語で言う第二声もしくは第三声のイントネーション、そして木漏れ日のある美しい林の中で、親御さんが幼い子供に話しかけているようなゆっくりとした優しい声で
  よー、よー( Já Já )
と言っているのを耳にしました。字面で書くと、なんだかファニーな感じがしますが意味合いとしては、会話の相槌と思います。
その後、アイスランド語に興味をもって言葉や音楽を調べましたが、音がかなり優しく、HIPHOPもかなりマイルドに聞こえました。
あまりにも優しくて心地いいので、街を歩くときやお店に入るときは耳をそばだてて、その音を探していました。

雑音がない

トレッキングツアーで人里離れた滝や氷河、海岸、山などに行きました。ほとんど人工物はなく、私たちクルーの他には人の気配が全く感じられない時もしばしばありました。
聞こえるのは、風と水の音のみ。緯度が高すぎて木や草がほぼないので葉がこすれるような音も聞こえません。すごく不思議な感覚でしたが、大自然に包まれているようで怖くもあり、心地よくもありました。
日本でも日帰りトレッキングはよくしますが、飛行機や車の音、山小屋など人工物はすぐ近くにあります。
過去にスイスやニュージーランドなどに日帰り程度のハイキングに行きましたが、そこかしこに山小屋やゴンドラがありました。あんなに何もないのは初めてでした笑。

冒頭の写真

thorsmorkハイキングツアーでの、ランチ時間の写真です。後で思えば、ひとりで行けた気がしますが、海外での一人ハイキングは天候やルートで不安だったので、ツアー参加にしました。
アイスランドでの思い出シェアできればと思います。
ばいばーい。

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