初の鹿児島 知覧・霧島
【鹿児島 知覧・霧島 修學旅行】
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2024年3月27日-29日
*1日目鹿児島市内
維新ふるさと館→黎明館→仙巌園
*2日目知覧
万世特攻平和祈念館→知覧特攻平和会館→ホタル館富屋食堂
*3日目霧島
照國神社→霧島神宮
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1. 薩摩藩の教育・生き方から学ぶこと
当時、世界は欧州列強国による植民地支配が始まっていた中でこのままでは植民地支配されるという危機感を持った薩摩藩や長州藩など世界の情勢に目を向け国を護ろうとした人たちがおり、その背景を知ることができました。
1月末には山口萩にて長州藩の教育や偉人の生き方を見てきて同じ場所で同じ時代にこんなにも国や時代を動かす人が生まれるなんて…!と驚きましたが、薩摩藩もまたすごかった。
薩摩藩には『郷中教育』というものがあり、年上が年下に教えインプットしたものを仲間同士でアウトプットし合う文化がありました。(仲間同士の絆がとても強く仲間が殺されたら相手を倒すまで立ち向かう、まるでワンピースの白ひげのような組織だなと😳)
西郷隆盛さんは、部下が西郷さんのためならと忠義を持つほどに西郷さんを慕っておりそこまで部下に思われる西郷さんの人との関わりに學ぶことがあると感じました。
また、イギリス人が「薩摩ステューデント」と呼んだ薩摩藩の学生らがおり、当時外国へ行くことは死刑レベルの重罪と分かっていながら日本を護るためには外国から學ぶ必要があると留学へ行きました。わずか2ヶ月間の渡航で諸外国のお偉いさんと英語で話せるまでになり、そして日本に必要な技術や情報を習得して帰国しました。
彼らの學ぶ姿勢を知り、「何を見て生きてるか?」で同じ時間を過ごしていても、學びの深さや成長スピードが大きく変わってくるな…と感じました。彼らの中には「できない」という概念がない。他の人間にできて自分にできないことなどない、と心の底から思っているのだなと。
純粋にそういう生き方はかっこいいなと思うし、自分もそう生きたい!と思いました!
💡薩摩藩の教育や偉人の生き方を知り実行すると決めたこと
・世の中の情勢に関心を持ち自分には何ができるのか?を考える習慣をつける
・インプットしたことを人にアウトプットする環境をつくる
・他の人間にできて自分にできないことはない!という健全な自己概念を持つ
2. 特攻隊の方々の遺書や遺影から感じたメッセージ
2月に特攻平和会館を人生をかけてつくられた板津さんとご縁をいただき、そこで「後世に残してくださった事実」を見てきてほしいといっていただきました。
特に、遺影と遺書をじっくりみてきて。とメッセージをいただいたため初の知覧平和会館は、ほとんどの時間「遺影と遺書」を見て対話することに集中しました。
そこで感じたことは、
特攻に行かれた方々にもおひとりおひとり様々な心情、人生が当然にあって、家族がいて。そんな中で自分が死ににいくのに、生き残る人のことの幸せを心から祈る手紙ばかりで、植民地化せずに国がのこってて物質的にも恵まれてるのに「日常に不幸感」を覚えるのってこのことすら恵まれてることなんだということに気づかないとなと思いました。自分のことだけを考えられる今の世の中は恵まれているしすごく平和で幸せな時代のはずなのに感情として「不幸感」を覚えるこの時代にはやっぱり精神性の部分を鍛えていく必要があるなとほんとに感じました。
このありがたい命をなんのために使うのか?
自分のためではなく、利他の気持ちをどの範囲まで見て生きてるか?で精神的な豊かさを思い出していくのではないかなと感じて、よく人生に迷ったら知覧に行けというのはそういうことを思い出すためでもあるのかなと思いました。
遺影ひとりひとりの顔つきを見ると、
「今の日本、世界はどうだ?」と真っ直ぐな目で聴かれてるように感じて
それに対して私は
「いまは日本は平和だよ。でも世界では戦争がおこってるよ。」
というと
「、、、そうか。」と喜んだ顔はあんまり思い浮かばずただそうかと少し悲しそうな顔が思い浮かびました。
そのとき、
この人たちにを悲しませてはいけないなと思いました。
でも、どうしたら世界は平和になるのか?
ずっとずっとモヤモヤしながら歩いていましたが、
遺書を見ていると
それは「愛・感謝・利他の心」なのではないかなと感じてきました。
それができる手段はなにかな?と考えたときに、
それはいま誇高の事業でやっている「ルーツ・サンクス・アンビシャス」の教育プログラムがまさにこの3つを内包した内容で、私が進んでいる道は間違いないとさらに確信になりました。
まだまだ自分にできることは山ほどあって、これからの自分の成長や可能性にも楽しみたいし、いろんな方々の可能性を見て次世代のために仕事をしていこう!そう思えた日でした。
1日1日だと見えずらいものもあるけど、先人が生きたかった1日1日を大切に生きて周りを大切にしていこうと改めて思いました。
💡特攻隊に行かれた方々とお会いしてやると決めたこと
・まずは学生の授業以外で書いたことない親への手紙を書いて渡す✉️
・1日1日を大切に生きる
ご一緒くださった10名のみなさま、本当にありがとうございます!1人で行くのでは學び深められなかったことも多く、みなさまとたくさんシェアし合えたからこそ深められたものが多くありました。
3日間も空けてお越しくださったみなさまには、本当に感謝です。こうしてご一緒に時間共有できることも当たり前ではないと心から思いました。
来年またその次の年と1人でも多くの方とこの時間を共有できたら嬉しいです。
年に1回、鹿児島知覧修学旅行を企画するため参加したいという方はぜひご連絡ください☺️
次回はホタルが見られる2025年6月を予定してます!
<資料館に行く時のポイント>
*先人と当時の年齢をみて、自分がその年齢だったときの当時の人生を振り返る
*自分がその人の立場だったら何を実行したか?を考える
*もしその人が生きていて今の自分の立場だったらなにをすると思うか?と置き換えて考えてみる
*実行の決意
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